Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

ダム湖底 懐かしの炭都夕張 渇水期、初の散策イベント

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
北海道新聞

 【夕張】夕張シューパロダムのダム湖に沈んだ夕張市鹿島地区を散策する初のイベントが6日、開かれた。夏の渇水期になると湖底から地区が姿を現すことに着目したイベントで、市内外の約1600人が旧三菱大夕張鉄道の橋りょうなどを間近に見学して、かつて2万人が暮らした地区の隆盛に思いをはせた。  市内の経済人らでつくる実行委が「観光資源にできるのでは」と企画した。地区は、三菱大夕張炭鉱で栄えたが、1973年の閉山で人口が急減。2015年のダム完成で約600ヘクタールの市街地が水没した。ただ夏場は地区の約8割が姿を現し、鉄道橋や市街地の跡などを見ることができる。  中学卒業まで鹿島地区で暮らしたという札幌市南区の浅野尚子(たかこ)さん(73)は「兄に連れられて地区にあった映画館に石原裕次郎の映画を見に行ったことなどを思い出した」と懐かしんだ。実行委メンバーは「水没したまちに予想以上の人が集まった。夕張活性化のヒントになる」と話した。

【関連記事】