サーカ・ウェーヴス、フロントマンの臨死体験から生まれた新作『Death & Love Pt.1』を発表
英リヴァプールのインディ・ロック・バンド、サーカ・ウェーヴス(Circa Waves)が、ニュー・アルバム『Death & Love Pt.1』を2025年1月31日(金)に発表します。バンドのフロントマン、キエラン・シュッダルの臨死体験から生まれ、「これは、この先も生きていくんだと自分に言い聞かせるための手紙だ」と語るこのアルバムから、収録曲「Like You Did Before」などが公開されています。 2023年1月に発表した前作『Never Going Under』を完成させた後、シュッダルは医師から心臓の主動脈が詰まっていると告げられ、2日後、手術台に横たわたった彼は、心臓にワイヤーが挿入され、動脈がふさがれるのを見ていました。その後、シュッダルは多量の薬を服用し、バンドはライヴのキャンセルを余儀なくされることに。そして、シュッダルは新たな生き方を迫られました。「自分が経験したことを整理するために、このレコードが必要だった。これは、この先も生きていくんだと自分に言い聞かせるための手紙だ。まずは、僕が好きな曲を収録した自分のためのレコードを作りたかった。そして、願わくば、ベッドルームにいる子供たちがギターを手に取り、クソみたいな世界に挑戦できると信じられるような音楽をね」とシュッダルは新作を語っています。アルバムはシュッダルがプロデューサーを務め、アデル、U2、ベックなどを手がけてきたマット・ウィギンスがエンジニアを担当しました。