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FFG・十八銀4月統合 「長崎のため」融資先の争奪戦過熱 福岡、熊本からも参戦

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西日本新聞
FFG・十八銀4月統合 「長崎のため」融資先の争奪戦過熱 福岡、熊本からも参戦

長崎市の繁華街で隣り合う十八銀行と親和銀行の支店=2019年3月

 4月1日に経営統合する、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)と十八銀(長崎市)。過去を乗り越え、地域浮揚に貢献する銀行を生み出せるか。統合に向けた“鼓動”を追う。 *****  30年近く前、長崎県佐世保市のスナック。男性経営者がグラスを揺らしながら悩んでいた。  37歳で父親の会社から独立。起業後に始めた新事業は右肩上がりの快進撃を続けていた。人手も倉庫も限界に近い。新事務所の適地を見つけたが、建設費などに5億円は必要。「担保になるような資産もないのに調達できるか」  その時だ。スナックのママから「銀行の人が来てるよ」と声を掛けられた。名刺交換すると十八銀行の支店長。銀行との取引は、親の代から佐世保市が地盤の親和銀行一本だった。「物は試し」と翌日支店を訪問すると、あっさり融資が決定。担保は求められなかった。以降、旧事業は親和銀、新事業は十八銀の世話になるルールができた。  男性は高田明さん。ジャパネットたかたの創業者だ。通販事業は瞬く間に全国区となり、売上高2千億円を超える長崎県内有数の企業に成長した。「十八銀の支店長は、通販という新時代の流れを感じてくれたと思う」と振り返る。

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