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ファーウェイの「Mate Xs」は優れた折り畳みスマートフォンだが、“貿易摩擦”を避けては通れない

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WIRED.jp

ファーウェイ(華為技術)は、間違いなくアップルの最新戦略を研究している。折り畳みスマートフォンの「HUAWEI Mate X」を2019年に発売し、今年になって見た目が驚くほどそっくりな「Mate Xs」を出してきた。次に来るのは「Mate Xs Max」だろうか? 【画像】ファーウェイ「Mate Xs」をもっとみる ファーウェイのスマートフォンのネーミング戦略や、セキュリティに関するその実績についてはさまざまな議論があるだろう。それでも、この中国の大手テクノロジー企業が過去数年でイノヴェイションに成功してきたという見方には、多くの人が賛成するはずだ。 例えば、18年発売の「PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 20 RS」は、ディスプレイに指紋センサーを内蔵した初めてのスマートフォンだった。その1年後に出た「HUAWEI P30 Pro」では、カメラにペリスコープ(潜望鏡)方式のズーム技術を採用した。これはいまや、ライヴァルであるサムスンの「Galaxy S20 Ultra」にも搭載されている。 ファーウェイのMate Xも折り畳み式スマートフォンの先頭に立ち、19年の「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」を席巻した。これに対してサムスンの「Galaxy Fold」は、同じ年にメディアから厳しい評価を得る結果になっている。 公平を期すために言っておくと、Mate Xは中国の国外では発売されていない。このためGalaxy Foldほど厳しい目に晒されていないのだ。それでもMate Xは、Galaxy Foldよりはるかに“未来的”に見えた。

ほぼ夢のような体験だが…

今回はファーウェイのMate Xsを24時間ほど試してみた。強化された内部システムや改良された新しいUI、クアッドカメラをロンドンの街で試してみたのだ。そして、ほぼ夢のような体験ができた。512GBのストレージと8GBのRAMを搭載したモデルであり、価格が2,499ユーロ(約30万円)もするのだから、それも当然だろう[編註:日本では未発売]。 中国以外での発売もありえるとはいえ、その熱意だけでなく現実を見る必要がある。Android上で動くファーウェイの新技術すべてと同にように、米国のドナルド・トランプ大統領が関係してくる注意書きがあるのだ。 英国ですでに販売されている「Mate 30 Pro」と同様に、Mate Xsにはグーグルのサーヴィスが入っていない。これがどういった影響を与えるかは、今後6~12カ月で、ファーウェイが独自のアプリストアで何を達成できるかによる。

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