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箕輪厚介 変化の時代を生き残るには…“胡散臭いもの”や“流行り”を肯定する姿勢を説く

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TOKYO FM+

禁酒法の時代に、こっそり営業していたBAR「SPEAKEASY」。2020年の東京の街にも、そんなひそかなBARがありました。月曜から木曜の深夜1時にオープンする“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。各界の大物ゲストが訪れ、ここでしか話せないトークを展開するとか、しないとか……。 TOKYO FMの番組「TOKYO SPEAKEASY」4月30日(水)のお客様は、幻冬舎・編集者の箕輪厚介さんとお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんです。今改めて注目される「オンラインサロン」「クラウドファンディング」について、絵本「えんとつ町のプペル」の今後の展開など、親交の深い2人による「ここでしか語れない」話とは?

◆“個”から“集落”への流れが加速

箕輪:さっきも言った話だけど、自分たちが散々やってきたことがいきなり一般化して。良くも悪くもコロナで、不謹慎だけど面白いなって思うんだよね。 西野:そう思ってる人は多いと思いますよ。要は言ってしまったら、僕らの世代、例えば先行者利益でマウントを取られていたことっていくつかあるじゃないですか。 箕輪:まさに。 西野:例えば土地だとか物件だとか。そういったものが今回は負債になってしまって。若手が名をあげるチャンスではありますよね。 箕輪:名をあげるとか、自分のものをオンライン化するとか、そういう時代において俺が1つ思うのは、みんながオンラインで自分のコンテンツやサービスを提供しようとしているじゃないですか。そうなったときに、コンテンツサービスのオンライン化が過剰すぎて、絶対に(ユーザーの)目に留まらない。 西野:絶対にそうですね。 箕輪:それこそ“個の時代から集落の時代”みたいな言い方を西野さんがしていましたけど、それが加速していきますよね。何かもう個が目立つ余地がないっていうか。 西野:もう個は無理っすね。やっぱり集落の力を借りないとなかなか難しいですよね。 箕輪:無理だよね。クラウドファンディングもさ、正直、西野さんって俺の何倍も「協力してくれ」って言われていると思うけど、もういいよってくらい世間はやりすぎだよね(笑)。 西野:僕はもう毎日4、5件お願いされますよ。 箕輪:でも西野さんって俺と違ってさ、世の中のことを考えてる人じゃん。 西野:いやいや、そうでしたっけ(笑)? 箕輪:協力をすることで、逆にマイナスになるってちゃんと説明するの? 西野:します、します。例えば「目的は何なんだ?」っていうところから。最終的にみんなお金(が目的)なので。 箕輪:そう、お金が必要なんだよね。 西野:だったらお金の稼ぎ方として、クラウドファンディングなんかコスパが悪すぎるからって。 箕輪:まさにまさに。 西野:これを広めるためには「買って、買って」って周りの人からお金を巻き上げなきゃいけない。でも周りの人がみんなお金を持っていないので、結局効率が悪いから止めとけって。 箕輪:今、支援疲れっていうか、もう支援する人も疲れたわって感じだよね。 西野:だから、「止めといた方がいいんじゃないですか?」とは言います。 箕輪:散々「クラウドファンディングって何?」とか「怪しい」とか言ってたのに、すごく雑にみんながやり始めるのかよって思う(笑)。 西野:(笑)。それを言い出したら、芸能人がYouTuberのことを散々バカにしていたんですけど、もうみんながYouTubeをやりだしてみたいな。 箕輪:急にね、時代の輪がね。 西野:みんなが否定していたものを5、6年遅れでやり始めるみたいな。でもあれは分かりやすいですね。1つ確かなことは、この胡散臭いっていう理由で蓋をしていた人が全員死んでいってるっていう。 箕輪:そうね、もうやりにくいもんね。 西野:胡散臭いって言いまくってた人はもう、何も出来なくなっちゃって。 箕輪:もう胡散臭いものとか、流行ってるものが正しいって姿勢じゃないと、変化の時代は生き残れないですよね。 西野:確かに。 箕輪:「これは流行ってるから正しい」、「自分の方が理解してないだけだ」っていう姿勢は大事っすよ。いや、本当にそう思う。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」4月30日(木)放送より)

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