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出産機に専業主婦、39歳女性が「夫は外、私は家」を喜んで受け入れる理由

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オトナンサー

 亭主関白が当たり前だった昭和の時代から、平成、令和ときて、夫婦間の家事育児の負担割合に対する考え方は確実に変わってきています。背景として、共働き世帯の増加や女性の社会的地位の向上といった要因が考えられますが、この過渡期において、アラフォー世代は実際、家事育児をどのように分担し、それをどのように考えているのでしょうか。いくつかのケースを見てみたいと思います。

「夫は仕事」「妻は家事」に双方納得

 Aさん(39歳)は第1子出産を機に退職し、専業主婦となりました。現在、7歳と4歳の子どもがいます。夫はAさんと同い年で、共働きをしていた(子どもがいなかった)頃、家事は仕事の忙しさにかかわらず、完全に分担して行っていたそうです。  子どもができてからは、家事育児をAさんがほぼ全て負担するようになりました。しかし、Aさんがそれをストレスに感じることはないようです。これには理由があります。 「家事育児の細かな分担はなくなりましたが、専業主婦になって、『夫は外で稼いでくる、私は家を守る』という大きな分担に変わり、まず、それについて夫婦ともに納得してやっています。 私が不満を感じない一番大きな理由は、夫がこちらの家事育児を気遣い、時間を見つけては手伝う姿勢を見せてくれるからです。『俺は外で稼いでいるんだから、その間、そっちは家を守り、仕事で疲れた俺をいたわるのが当たり前』という態度だったら、私は確実に反発していたと思います。 夫は、私が何か家事をこなすといちいちお礼を言ってくれるので、私も夫に対して『お仕事お疲れさま』という気持ちでいられます」(Aさん)  童話「北風と太陽」を思い起こさせるアプローチです。「いたわれ!」と迫るのではなく、こちらからいたわることで、向こうからのいたわりを引き出しているという理想的な夫婦関係が構築されているようです。  Aさん夫婦は、形式こそ昭和の主流であった片働き(専業主婦)世帯ですが、夫が妻に家事育児を当然のものとして押し付けていないところに、新しい時代のにおいを感じさせます。

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