ドリカム中村正人は〝謝れない男〟 ライブ途中退席騒動に「大人になって」の声
国民的な人気を誇る「DREAMS COME TRUE」のベース・中村正人(66)のSNSがまたまた炎上している。騒動の背景として、瞬間的に感情があふれ出て行動に移す中村の気質が指摘されている。周囲の「変わってほしい」という声は届くか――。 【写真】大谷翔平の隣で始球式を行う吉田美和 騒動は7日、ドリカムのデビュー35周年記念コンサートツアーの愛知公演終演後に起きた。 中村はX(旧ツイッター)に「色々ご都合おありなのはお察ししますが最後のご挨拶の途中でどんどんお帰りになる多くの皆様のお姿を拝見すると『ああ、そんなにライブがお気に召されなかったのか』と深く反省する次第です」と投稿。早めに帰った一部ファンに対する嫌味なのか、皮肉なのか。いずれにせよ、このポストは不評だった。ネット上では「何様だ」「わざわざ言う必要ある?」などと批判的な声が殺到。会場の愛知・常滑市のAichi Sky Expoは最寄りが名鉄中部国際空港駅でアクセス的に不便で、遠方のファンは終電を考慮してあいさつの途中で帰ったとの声もあった。 中村もこうした事情を理解し、「なるほど 初めての会場なので事情がわかりました ご足労誠にありがとうございました 明日もベスト以上を尽くします」と釈明したが、炎上は収まらない。当該ポストを8日までに削除した。中村を知る音楽関係者の話。 「いつもニコニコしているイメージが強い中村さんですが、実際は瞬間的にスイッチが入って、感情が表に出るタイプと指摘されます。今回もファンが帰っていくのを見てスイッチが入り、そのまま投稿してしまったのだと思います。本人に悪気はないんですが…」 過去にもSNSで物議を醸したことがある。 2021年10月のブログで、新曲の売り上げがワースト記録を更新していると赤裸々に明かし、「なる早のご購入をお勧めします」「ドリカムのCDを取り巻く状況は厳しくCDショップから返品となる前に是非」などと懇願した。 「ドリカムクラスがファンに購入をお願いするのは前代未聞。この投稿も中村さんの独断で、事前の相談はなかったそうです」(前出関係者) 別の新曲では売り上げが低迷して「オワコン」と報じられたことで、SNSでは〝オワコン論争〟に発展した。中村は22年8月のブログで「CDの売り上げをもってして我々がオワコンと言及されるのはリーダーとして、チャレンジャーとして、ちょいと悔しい思いもある」とつづった。 別の音楽関係者は「誰もが『自分がまいた種だろ』とツッコみたくなりましたが、中村さんに意見できる人がいないのが現状です」と語る。そもそも、ドリカムのコンサートは毎回、大盛況で「オワコン」のそしりは筋違いだろう。 中村も投稿後に「やっちまった」ことに気付くそうだが、非を認めて謝らないと周囲から指摘されている。先のポストでも「明日もベスト以上を尽くします」と誓い、勘違いをわびる言葉はなかった。舞台関係者が声を大にする。 「ひと言、謝罪の言葉があれば違うんですが…。中村さんがプロフェッショナルなのは誰もが認めています。だからこそ、『もう少し大人になってくれ』という声も聞こえてきます」 ボーカルの吉田美和(59)は相棒をどう思っているのか? 「2人ともそれなりの年齢なので〝私は私の人生、向こうは向こうの人生〟といった感じですね。そこは互いに干渉しない間柄ではないでしょうか」(冒頭の音楽関係者) コンサートツアーでは28、29日に同じAichi Sky Expoで愛知公演を控える。中村はステージ上で何を語るか。
東スポWEB