異色の本格サスペンス「ナインパズル」! キム・ダミ&ソン・ソック インタビュー
ディズニープラス スターで2025年に独占配信を予定している、話題のサスペンスドラマ「ナインパズル」。主演のキム・ダミさん、ソン・ソックさん&ユン・ジョンビン監督 にインタビュー! 【写真】「韓流ニュース」をもっと見る
「梨泰院クラス」「私の解放日誌」で 話題の俳優たち
『The Witch 魔女』で鮮烈なデビューを果たし、初ドラマとなった「梨泰院クラス」で話題をさらったキム・ダミさん。映画『ソウルメイト』のプロモーションや、ティファニーのイベントでも来日したことがあり、ファッション誌の表紙を飾る身長170センチのスタイリッシュな、ファッショニスタとしても常に注目されるチャーミングな演技派俳優です。魔性の魅力を持つソン・ソックさんも、名作「私の解放日誌」の爆発的ヒットののちブロックバスター映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』の悪役でも目を惹き、「カジノ」などが続き時の人に。数々のCMにも起用されている圧倒的スターとして知られます。 そんなふたりの注目の初共演作が「ナインパズル」です。全話すべてに意外な展開やどんでん返しありのサスペンスとのことで期待大!11月20日、21日にシンガポールのマリーナベイ・サンズで盛大に開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケースAPAC 2024」で、キム・ダミさんとソン・ソックさん、『復讐の記憶』「ナルコの神」などの名匠ユン・ジョンビン監督にお話をうかがいました。
どこか日本の漫画のような感じのスリラー
━━「ナインパズル」では、おふたりとも独特な役柄だったと思うのですが、役作りでお互いのこれはやりすぎじゃない?と思った部分はありますか? ソン・ソック 個人的にディスれるこういう機会、いいなと思います(笑)ユン・イナ役は難しい役柄です。ちょっと漫画的な要素もあるじゃないですか。家で台本を読みつつ、ユン・イナのセリフを練習したりもしたんですが、非常に演技が容易ではないと思いました。でも、現場で見たらしっかり準備をしてこられていて役作りも完璧だったので、ああ、僕より演技が上手いなと感じました。 キム・ダミ ありがとうございます(笑)。私はむしろキム・ハンセム役の方が難しいのではと感じたんです。でも、現場で役作りをされている過程を見て、おお!と感心しました。とても丁寧に役作りをされているのを実感しましたし、一緒に共演できて嬉しかったです。 ━━監督は、「キャラクターたちも非常にユニークで、従来の刑事ドラマやスリラーとは一味違うサスペンスドラマに仕上げた」とショーケースでおっしゃっていましたが、韓国ドラマとしてユニークなのでしょうか?ディズニープラスらしさがあるのでしょうか? ユン・ジョンビン この作品は、初めて自分で台本を書かなかった作品です。初めて渡された台本を読んだ時に、没頭できたし、予測不可能なところに非常に惹かれました。この作品をどのように演出しようかという悩みもあったのですが、現実にはない、現実味のない演出をしようと決心したんです。現実と漫画の間にあるような世界観を表現しようと思い、そんな作品になるように努力しました。キャタクターも内容も、現実にありそうでない、どこか怪しい。アメリカのスリラーにある感じではなく、むしろ外連味など日本の漫画のような感じもあります。