ネヴィル、ラッシュフォード&カゼミーロへの批判を“反省”…米国での休暇に「私が間違っていた」
マンチェスター・ユナイテッドOBギャリー・ネヴィル氏は、マーカス・ラッシュフォードやカゼミーロに対する批判を“反省”しているようだ。 【順位表:プレミアリーグ】 今季もプレミアリーグでは苦しい戦いが続き、11節を終えた時点で13位に低迷するマンチェスター・U。そうした中でエリック・テン・ハーグ前監督を解任し、ルート・ファン・ニステルローイ暫定指揮官を挟んだ後、インターナショナルウィーク中の今月11日からルベン・アモリム監督が指揮を執っている。 そんな中、ラッシュフォードとカゼミーロは11月の代表活動に招集されず。その間の休暇を利用し、それぞれアメリカを訪れていた。しかし、今季の低迷や新監督の指揮が始まるタイミングもあり、一部で批判の声が上がることに。OBネヴィル氏も『Stick to Football』で「精神的な休暇は取らなければならないが、行き先はどこか、距離はどのくらいか、時差の問題はあるのか、12時間のフライトで体にストレスがかかるか、といった話になる。彼らは国外での休暇を選んだ。トレーニングに向け、可能な限りプロフェッショナルとして準備万端にするのであれば、最善の選択肢ではないだろう」と厳しい意見を述べていた。 しかし、ネヴィル氏はこの批判を“反省”している模様。『スカイスポーツ』でアモリム新監督へのインタビューを行った際、こう語っている。 「カゼミーロとラッシュフォードがアメリカへ渡ったことについてコメントしたが、これは私がマンチェスター・Uでプレーしていた頃の考えだった。数日間の休みがあって、クラブは13位で、監督は解任されたばかり。厳しい時期に新監督が到着する。そうした状況では集中力と準備、あらゆる些細なことが重要になる。だからこそ、時差を考えるとその旅行は選ばないだろうと語ったんだ。その点について、私は間違っていたよ。ポートランドではなくニューヨークに行ったしね。それでも時差は5~6時間はあるよ」 一方でアモリム監督は、「ここでの主な問題は、クラブとして基準を設定し、それを管理していかなければいけないということ」としつつ、以下のように続けた。 「選手に5日間の休みを与えるか、3日間の休みを与えるか、それは私が決めることになる。3日間だと飛行機には乗れないね。これはクラブとして決めなければいけないことなんだ。私なら?もちろんだ(飛行機には乗せなかった)。だが、選手には押し付けられない。彼ら(クラブ)は5日間の休みを与え、どこへ行ってもいいと伝えている」