フェデラー「復帰待ち遠しい」とツアー参戦を切望も「状況どうなるかわからない」<男子テニス>
サプライズ生出演
男子テニスで世界ランク5位のR・フェデラー(スイス)が5日、「WOWOWテニスフェスティバル2020」にオンラインでサプライズ生出演し、新型コロナウイルスの影響を受けたテニスツアーについて語った。 【フェデラーとナダルを比較、アガシ語る】 39歳のフェデラーは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)のみの出場に留まり3月には右ひざを手術。6月には同箇所に2度目となるメスを入れ、今シーズンの終了を発表していた。 フェデラーはインタビューで「スイスでも現在ロックダウンになっている。仕事やお店をやっている人たちは大変だと思う。僕は右ひざのリハビリやトレーニング、山登りなどをして家族と過ごした。これまで22年間ほどはツアーを回っていたから、僕にとってこの時間はとても有意義に過ごすことができたと思う」と語った。 続けて「(新型コロナウイルスの影響で)まだ来年のスケジュールが見えない状況。でも来年は楽しみにしている。今年は全豪オープンといくつかのエキシビションのみの出場になってしまった。その後もひざを2度手術したから余計復帰が待ち遠しい。早くファンのみんなの前でプレーをしたいけど、その状況もどうなるかはわからない。25パーセントでも50パーセントでも観客に入ってもらうだけでもうれしいね。練習ではファンのいない状態を経験しているけど、大きな試合ではファンのみんなの声援がとても力になる」と話した。