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「コロナ補助金・助成金」を利用した企業・個人事業主はいずれも1%にとどまる

配信

MONEYzine

 新型コロナウイルス感染症の影響によって経営不安が広がっているが、企業と個人事業主いずれも補助金や助成金の申請経験が少なく、制度をあまり理解していないことが明らかになった。

必要だが「わからない・はじめて」のコロナ補助金・助成金

 マネーフォワードは、新型コロナウイルス感染症による企業・個人事業主の経営状況への影響の実態を明らかにするためアンケート調査を実施し、5月8日にその結果を発表した。

 その結果、企業・個人事業主のいずれにおいても売上が減少し、多くが補助金・助成金制度の利用を検討しつつも、その内容を理解していないことが明らかになった。ここからは、調査結果を「企業」と「個人事業主」に分けて紹介する。

【企業】6割が売上減少、50%以上の落ち込みも2割超

 企業に対して新型コロナの影響による売上の落ち込みについてたずねたところ、売上が落ち込んだと回答したのは60%で、売上が増加した企業は3%、横ばいと回答したのは28%となった。

 売上減少した企業(N=576)にどのくらいの落ち込みかをたずねると、「10~20%未満」が22%で最多となったが、「50%以上」売上が減少した企業はあわせて23%。

 売上減少の対策として実施・検討しているものとしては、1位「補助金・助成金の利用」、2位「融資の利用」、3位「出張費用、会食等の経費の削減」となり、外部からの資金調達を重視する傾向にある。

 売上が減少した企業のうち、売上減少の状況が「半年程度」継続すると回答した企業は31%、「1年以上」継続すると回答した企業は35%で、合計66%が売上減の状況は長期化すると考えている。

 こうした中、49%の企業がこの状況が続くと資金不足を生じる可能性があると回答。資金不足が生じ始めている企業は15%、すでに資金不足が発生し危機的な状況にある企業は9%となり、計24%の企業が資金不足を生じている。

 しかし、新型コロナの影響を理由に補助金・助成金制度を利用したかをたずねたところ、利用を検討している・利用の可能性があるとした企業は66%で、利用した企業は1%にとどまっている。

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