堂本光一 24年間の“SHOCKシリーズ”に幕!「やっと荷を下ろせた。僕にとってSHOCKは永遠」と1時間超のカーテンコールで観客に感謝
ふぉ~ゆ~ グループ名誕生のきっかけに感謝
ふぉ~ゆ~の越岡裕貴さんは「19歳からこの作品に関わらせていただき、今38歳なので、もう人生の半分以上関わっていることになります。いろんな役を演じてきましたが、リカ役だけできなかったことだけが心残り(笑)」とヒロイン願望をアピール。 福田悠太さんは「今日はオープニングから思い出だらけで本当にイヤでした。光一くんは『いつも通り』とよく口にしますが、今日はちょっと無理です。ごめんなさい」と終幕への寂しさをあらわに。 辰巳雄大さんは「僕たちは帝劇の楽屋で4人の名前が並んでいるのを目にしたときに、全員『ユウ』がつくんだと気づいたことから事務所に直談判し、ふぉ~ゆ~というグループ名になりました。劇場で見た景色を思い返すとすごく幸せだった」と今にも泣き出しそうな表情。 松崎祐介さんが「僕は光一くんの次にこのシリーズに多く出演しているのですが…」と話し始めると、堂本さんが「マツはムードメーカーでいつも盛り上げてくれるけど、実は一番繊細なところがあって、隠れたところでカンパニーを支えてくれている。ありがとね」と感謝。 これを受け松崎さんは「すべての終わりはすべての始まり。僕はこのあと、始まります」と意味不明の発言で会場を笑いで包みました。 ヒロイン・リカ役の綺咲愛里さんは「光一さんをはじめ、皆様との出会い、そして、お客様との出会いも本当にかけがえのないものでした。これからも長く胸に留めておきたい大事な出会いです」と大きな瞳をウルウル。 同じく、リカ役の中村麗乃(乃木坂46)さんは「SHOCKという作品は私の夢を二つ叶えてくれた大事な作品」といい、堂本さんがどんな夢なのかを聞くと「今の帝国劇場の舞台に立つこと。そして、憧れの神田沙也加さんと同じ役を演じること」と明かし、大粒の涙を流しました。
堂本光一 24年間でもっとも衰えたものを告白
そして、島田歌穂さん、前田美波里さんが挨拶をし、それぞれが閉幕への寂しさを明かすと、堂本さんが「これを超えるものを今後作るとなると、なかなか大変なことではありますが、SHOCK専用劇場を作ってやればいいのかな」と発言したところで会場から大きな拍手が。 続けて「自分がコウイチという役を演じることはもうないかもしれませんが、誰かに受け継いでもらえたら嬉しいなっていう思い、だけど、お客様にとったらちょっと複雑な思いがあるということも理解しております」と話しました。 また、堂本さんは「この24年間で自分の中でもっとも衰えたものがありまして」と口を開き、「暗くなった瞬間にハケる動作が遅くなった」と告白すると、前田さんから「コンタクトレンズを買いましょう」とやさしく提案されました。 すべての観客が退出したあとは、マスコミのみの会見が行われ、現在の心境を問われた堂本さんが「本当にやりきったなと。背負ったものを降ろせたと思ったのですが、もっと重いものがのしかかった気がしました」と本音を吐露。 自身にとって「SHOCKとは?」という質問が出ると「難しいな。でも、今後に期待を込めて永遠であってほしい。自分がコウイチ役としてステージに立つ、立たないにしても、コウイチの思いをもちながら生き続けることになる」と力を込めました。
めざましmedia編集部