成長期応援飲料「セノビック」刷新 カルシウム・ビタミンD・鉄の配合量アップ 来春に店頭品もリニューアル予定 ロート製薬
ロート製薬は成長期応援飲料「セノビック」の通販品を10月29日に刷新し定番品の商品名を「セノビックPlus」へと改めて販売している。 栄養を強化し、1日あたりの摂取目安量においてカルシウム、ビタミンD、鉄の配合量をアップした。 これにより、牛乳1日2杯目安の処方から1日1杯目安の処方に変更。 1日推奨量に占める割合で比べると「旧処方では1日2杯でカルシウム38%(牛乳込み88%)、ビタミンD51%(牛乳込み67%)、鉄88%(牛乳込み89%)だったのが、リニューアル品は1日1杯でカルシウム75%(牛乳込み100%)、ビタミンD63%(牛乳込み72%)、鉄88%(牛乳込み89%)の栄養を補えるように刷新した」(ロート製薬)。 アイテム別では、リニューアルを機に「ポタージュ味」を無くなり次第販売終了にする一方、「セノビック」定番品入れ替え総選挙で投票が多かった「カフェオレ味」を定番化した。 今後の取り組みについては「成長期のお子様の栄養サポートをコンセプトに今後もお客様の声を聞き、引き続き商品開発&改良を続けていく。来春には店頭品のリニューアルも予定している」。 「セノビック」は07年に発売開始され今年8月に累計販売数1700万個を突破。累計購入者数は85万人に及ぶ。 牽引役は「セノビックPlusミルクココア味」で売上げの7割を占める。次いで「同いちごミルク味」「同ヨーグルト味」「同バナナ味」の順で売れ筋となっている。 販売チャネルは、自社通販と一部ECモールでの通販品の販売に加えてドラッグストアで店頭品を販売している。