大社漁港から引き揚げられた車から遺体の一部 去年1月以降行方不明の80代女性と判明 死亡から約2年が経過していると推定 島根県出雲市
島根県出雲市大社町の漁港で海中から引き揚げられた車両から、遺体の一部が見つかった事件について、この遺体が去年から行方不明になっていた高齢女性だったことが分かりました。 12月4日、大社漁港の岸壁の近くから軽自動車が発見され、運連席から遺体の一部が見つかりました。出雲警察署によりますと、遺体のDNA鑑定や身体的特徴、関係者への聴取などから去年、出雲市内で行方不明になっていた大社町修理免の無職の高齢女性(当時81歳)だと確認したということです。 今回身元が判明した女性は、去年1月16日午後8時ごろに出雲市内で車を運転している姿を目撃されたのを最後に、行方不明になっていました。司法解剖の結果、遺体は死亡後、約2年が経過していると推定されるということです。 警察が事件、事故の両面で捜査を進めています。