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自然の不思議、夕空に歓声

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山形新聞

 21日の夏至の夕空に見えた部分日食。新型コロナウイルス対策の外出自粛要請が明ける中、県内各地でも人々が光に目を凝らし、自然の不思議に歓声を上げた。 【飯豊】「月みたい」「初めて見た」  いいで天文台では、近所の子どもたち約10人が部分日食を観察した。  同施設では、太陽を見るための専用望遠鏡や日食グラスなどを用意。子どもたちは注意深く太陽に目をやった。飯豊一小の女子児童は「太陽ではなく、月みたい」「初めて見た。不思議な感じ」と口々に話し、同施設スタッフの手塚秀幸さん(64)は「夏至で天気が良かったこともあり、条件が良かった」と語った。 【村山】全国の空をライブ配信・北村山視聴覚センター  北村山視聴覚教育センターでは、部分日食の様子をライブ配信した。観望会なども考えたが、新型コロナ対策としてインターネット上での開催を急きょ決めた。望遠鏡の光を投影板に映し出し、カメラで撮影。最大約60人が視聴した。全国の天文台など約30施設が各地の空を中継しており、永瀬淳所長は「各地の日食を見比べることで楽しんでもらえた」と話した。

【南陽】望遠鏡のぞき込み、愛好者たち大興奮  市民天文台では、新型コロナウイルスの感染防止のため観望会を自粛したものの、南陽天文愛好会(阿部昌宣会長)の会員が密を避けながら「夏至の日食」に見とれた。  本県で最も欠けた午後5時7分になると、会員が一斉に天体望遠鏡をのぞき込み「月のカーブが中心にきた」「もっと欠けてほしい」と大興奮。阿部会長は「梅雨の時季に雲一つない青空で観察できるなんてめったにない」と喜んでいた。 【酒田】まるでパックマン、子どもたちが笑顔  市眺海の森天体観測館「コスモス童夢」で開かれた観望会では、ドーム内の天体望遠鏡で捉えた部分日食をモニターに映し、家族連れらが徐々に欠けていく様子を楽しんだ。数量限定で販売された日食グラスを使って観察する子どもたちの姿もあり、同市若浜小2年渡部陽飛君(7)は「初めて見た。太陽がパックマンみたいでおもしろい」と笑顔で話した。

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