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今、読んでおきたい。人生に気づきをもたらす7冊。

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VOGUE JAPAN

「あなたを勇気づけてくれる映画と本は?」というアンケートを実施し、国内外の著名人にとって思い入れのある「100年時代をともに生きる映画&本」を紹介するこの企画。最終回では、人生に新しい発見や学びをもたらしてくれる7冊を紹介する。エッセイから詩集、さらにはビジネス書まで。ジャンルは違えど、どれも読後には今までと違った世界が開けてくるはず。

『君たちはどう生きるか』(推薦者:池上彰/ジャーナリスト)

私が小学生のときに父親からプレゼントされて熟読した本。社会をどのように見ればいいか。貧困とはどういうものか。差別とはどんな形のものか。いじめにどう立ち向かったらいいのか。それだけではなく、いじめに立ち向かえなかった自分の弱さをどうすればいいのか。それを考えさせてくれ、その後の私の生き方を規定した。社会の見方を教えてくれた結果、大学では経済学を専攻した。いじめに対してどうするかを自問自答することで、自分なりの正義感を培ったと思う。 (池上彰)

『これは水です』(推薦者:山崎まどか/コラムニスト)

夭折した天才作家がケニオン大学の卒業式で行ったスピーチの記録。どんなに苦しくても自分の力で考えること、その力を養うためのリベラル・アーツの教育の重要性についてわかりやすく語っている。自分を中心にして物事を見るのではなく、他者について想像すること、崇拝する者にしがみつくのではなく、多様な価値を知ること。とても大事なメッセージが詰まっている。 (山崎まどか)

『内臓とこころ』(推薦者:北村道子/スタイリスト)

著者、三木成夫は若いうちに亡くなったのだが、この本は自分自身の子育ての記録でもある。内臓はやがて宇宙まで行く。人間生命の誕生へと話が展開していくが、胎児の成長を通してゲーテの形態学へと発展していく。その内容のスケール感の広がりが素晴らしい。彼の学問への考え方及び学問とは、ということへの態度と姿勢を教えていただきました。(北村道子)

『ウォークス 歩くことの精神史』(推薦者:ヴィクトワール &ラムダン・ トゥアミ /「OFFICINE UNIVERSELLE BULY」オーナー)

田舎を歩けることは、ロックダウンされているこの状況に対応するのに役立っています。私たちは幸運にも家族が所有するガスコーニュの家におり、誰にも会うことなく自由に歩くことができます。この本は美しいエッセイです。「歩くこと」は心と想像力の為のワークアウトです。(ヴィクトワール &ラムダン・ トゥアミ)

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