【DeNA】東克樹「祐大のためにもしっかり投げよう」…離脱した相棒へ届け13勝
◆JERA セ・リーグ 広島2―11DeNA(16日・マツダスタジアム) DeNAは序盤から主導権を握り快勝。3位・広島とのゲーム差を1に縮めた。 中5日で先発した東は、1―0の初回1死から坂倉に同点ソロを浴びるも、以降は走者を出しながらも粘り5回2/3を5安打2失点。レギュラーシーズンでは約2年ぶりに伊藤と組みチーム最多の13勝目をマークした。 気温36度を超える中でのデーゲームとなり、6回は足をつりながら投球。「長いイニングは投げたいなとマウンド上がったけど、途中代わってしまう展開になった。明日以降、コンデションを整えて次の試合投げられたらいい」と反省の言葉を口にした。 昨年から毎試合バッテリーを組んでいた山本が15日の同戦で死球を受け、右尺骨骨折と診断されて離脱。この日、ギプス姿で球場に訪れた山本に「東さんすみません」と謝られた左腕は「まずはしっかり治せよ」と声をかけた。相棒不在のマウンドとはなったが「本人が一番悔しいと思いますけど、僕自身もすごい心の中で残念という思いがあった。祐大のためにもしっかり投げようという思いは強かった」と振り返った。
報知新聞社