大阪府・吉村知事が定例会見1月12日(全文5完)池下議員は収支報告書を適正に訂正することが必要
エッセンシャルワーカーを念頭に置いているのか
司会:ほか、幹事社以外のところ。ほんならお1人だけですね。そしたら日経新聞。 日本経済新聞:すいません、日経新聞の【ミヤケ 01:32:01】です。濃厚接触者の原則14日間待機について短縮するべきとのご意見ですが、これは例えば医療従事者などエッセンシャルワーカーを念頭に置いているのか、それとも対象を限定せずに一般の人全体に向けて短縮するべきと言っているのか、どちらでしょうか。 吉村:僕は念頭に置いているのはエッセンシャルワーカーです。ただ、エッセンシャルワーカーといってもどこまでなの? という議論があると思います。なので、エッセンシャルワーカーの議論で議論が長引くのであれば、もうエッセンシャルワーカーうんぬんを抜きにして、やはりこのオミクロン株のいわゆる特性、あくまでも科学的な根拠に基づいて一律に短縮するのがいいと思っています。 なので、エッセンシャルワーカーが止まれば医療が止まる、福祉の施設が止まる、保育所が止まる、警察、病院が止まる。警察、病院は止めれないんですけど、でも手薄になってしまう。そういうことが起きてきますので、もちろんそれ以外の大切なお仕事はいっぱいあるわけですけれども、なかなかそこの区別はおそらくつきにくいでしょうから、エッセンシャルワーカーって突き詰めたらなんやねんっていうのは結構難しいので、そういった意味ではもう一律、オミクロンの科学的根拠に基づいて一律の基準に作ったほうがええやろうなと思います。そのほうが決定しやすいと思っています。なので、およそ3日程度の潜伏期間ということなので、それに合わせた期間、それが3日なのか5日なのかいろいろあると思いますけど、そういった期間を設定する。
類にかかわらず判断できること
併せて僕がやるべきだと思っているのが、その設定した期間でも、例えばお医者さんとか絶対行かなきゃもう手術ができなくて人の命がなくなっちゃうよみたいな仕事をされている方もたくさんいらっしゃるので、そういった方については検査をして、その日検査をして陰性だったらその仕事ができるようにすると。これはオリンピックのときもそれやっていましたから、毎日、日々検査をして陰性だった日は仕事ができるというようなやり方も、たとえ5日であったとしても、措置をつくるとか、そういった組み合わせをすることによって、重要な社会インフラが止まるというのをできるだけ防ぐ判断を、今すべきだと思っています。 ここは5類とか、類にかかわらず判断できることだと思うので、僕は今すぐにでもやるべきだと思っています。あとは陽性者の10日間のやつもやるべきだと思っています。あくまでポイントは科学的な根拠に基づいて、石橋をたたくためにめちゃくちゃ広く取るという日本人的発想はもうやめて、科学的根拠に基づいて、ほかのリスクもあるよという前提でやっぱり判断をする必要があると思っています。それは国に求めていきます。求めていますけどね。 日本経済新聞:ありがとうございます。 司会:そしたら、すいません、お待たせしました。最後、幹事社。