Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

アルバルク東京の正中岳城が引退会見「すべてをやり切りました」

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
バスケットボールキング

 先日現役引退を表明したアルバルク東京の正中岳城が11日、オンラインで引退会見を開いた。  会見はA東京の林邦彦社長、正中からの挨拶の後、質疑応答が行われた。その冒頭、引退を決めた時期を問われ、「5月14日にチームのマネジメントスタッフやコーチと面談する機会があり、そこで『自分自身すべてをやりきった、ここでできることはもう何もないと感じています』と話し、現役を引退すると伝えました」と回答。チームメートへは直接顔を合わせる機会があった選手から伝えたそうで、最初に報告したのは同じ年の菊地祥平と竹内譲次だったという。 「『本当にお疲れ様』という言葉と、『もう少しここで頑張るから』という力強いメッセージをもらいました。恵まれた同期の近くで、彼らの存在を感じながらやれたことで、僕自身まだまだやらないといけないと思えました」

13年間の現役生活を社員選手としてプレー

 正中は2007年にトヨタ自動車アルバルクへ入団し、JBLで6シーズン、NBLで3シーズン、Bリーグで4シーズンと計13シーズンプレー。トヨタ自動車からアルバルク東京へ出向し、バスケットボールを業務とする社員選手としてプレーし続けたが、「社員選手だからといって、(自身の心の中で)アマチュアの選手としてプレーしていたわけではない」と断言。「アルバルク東京というプロフェッショナルなバスケットボールチームの一員として、(プロ契約の選手と)同じユニフォームを着て、同じフロアに立っていましたし、1日1日、一戦一戦勝ち負けに向き合いながらの毎日でした」と振り返った。  さまざまな契約形態があるなかで、プロ契約ではなく、社員選手という道を選んだのは、岡田優介の存在が大きかったという。 「社員選手を選んだのは会社的なことを学べるというのもありましたが、同期として一緒に進んだ岡田優介の存在が大きかった。彼は公認会計士の資格を取るためにプロとしてバスケットをしつつ、セカンドキャリアを考えていました。僕もどのようにプレーするのかを考えた時に、社員としてチャレンジしてみようと。(岡田という)自分とは違うチャレンジをする人間がいたから、社員選手という道を選びました」  13年間第一線で現役を続け、そのうち10年間をキャプテンとしてプレーした正中。長く続けられた要因は「1日1日を大切にすること、1シーズンをかけがえのないものとして取り組むこと」だったという。 「いつ終わってもおかしくない世界なので、できることをその日のうちにやりきるという思いを持っていましたし、チームが求めることを果たそうという思いでやっていたので。ケガなく体調を整えて、常に試合に出られるような準備をしてきたからここまでやれたのかな、と」。  チームのために、という思いを持って過ごしたという13年間の現役生活。その中で最も記憶に残っていることを問われると、「はじめて経験したことは強烈に記憶に残っています。13年前、ルーキーシーズンにパナソニックアリーナで初めてプレーした1分弱、はじめて日本一になった天皇杯、Bリーグの開幕戦、はじめてBリーグチャンピオンになった時…。印象として強烈に残っています」と答えた。

【関連記事】