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救国の英雄・白善燁氏さえ「親日派」として死後に冷遇する文在寅政権の異常な歴史観

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FNNプライムオンライン

韓国・文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が下落を続け、不支持が支持を上回った。そんな中、文政権は7月10日に亡くなった、朝鮮戦争の英雄と言われた白善燁(ペク・ソニョプ)氏に対して、親日派であるとして冷淡な対応を取っている。歴史的な視点から見える文政権の本質とはどのようなものか。今回の放送では文政権の歴史観について、日韓の識者をスタジオに迎えて掘り下げた。 【画像】”朝鮮戦争の英雄”白善燁将軍

「救国の英雄」白善燁氏が残した功績

竹内友佳キャスター: 今月10日、韓国で朝鮮戦争の英雄と呼ばれる白善燁氏の訃報が届いた。 洪熒(ホン・ヒョン) 統一日報論説主幹: どこの国にも愛国の英雄が必要。いない場合は作り出す場合もあるが、韓国には立派な英雄がいて、その代表が白善燁元陸軍大将。本物の、50年・100年に1人現れるかどうかという立派な軍人。 朝鮮戦争当時、彼はまだ30歳の若者。師団長として、イギリスでいえば第二次大戦時のダンケルクのような戦いの主導的役割をした人。北から追い詰められて釜山を中心に守るとき、北の主力の三個師団が攻めてきたところを守った。 反町理キャスター: 釜山を守ったのが白将軍? 洪熒 統一日報論説主幹: 師団長として先頭に立ち、釜山という戦略要衝を守った。もし師団長の突撃がなければ、済州島などがかろうじて残ったかどうか。奮戦し、残りの兵力を集め仁川の上陸成功に成功した。これはアメリカの士官学校の教科書にも載っているほど。

白善燁氏の評価をめぐる現在の議論

李泳采(イ・ヨンチェ) 恵泉女学園大学大学院 教授: わたしたちが朴正煕(パク・チョンヒ)政権と全斗煥(チョン・ドゥファン)政権という軍事政権のときにはよく聞かれる話でした。しかし朝鮮戦争だけではなく、日本の植民地時代まで言及し併せて判断する時代になった。 白氏自身が朴正煕大統領時代以降に戦争史をつくる責任者となっており、英雄化されすぎているという指摘がある。韓国の憲法は、北朝鮮に対し反共産主義国家として立てられたが、同時に1919年の朝鮮独立運動の精神も含んでいる。そして、当時白氏は「間島特設隊」にいた。 反町理キャスター: 日本からの独立を目指す朝鮮人武装勢力を弾圧する朝鮮人部隊だったとされている。 李泳采 恵泉女学園大学大学院 教授: 独立を目指す朝鮮人指導者の首を切ったり、弾圧する部隊。ほぼ朝鮮人で作られているが、そこに白将軍がいた。国立墓地には満州などで独立運動をした人々もいる。白将軍によって殺された人の遺族にとっては英雄として持ち上げるべきなのか、という議論がある。 洪熒 統一日報論説主幹: まず間島特設隊に対して誤解がある。朴正煕大統領時代の話は事実無根。 日本植民地時代に自分の祖先が日本の役人であっても左派は一切問題にせず、自分たちの対立者についてのみ問題にする。生まれたときに日本国民であったことを70年・80年経ったところで問題にするのは、知識人としてとるべき姿勢ではない。 松川るい 自民党外交部会副部会長 参議院議員: 白氏が米韓同盟を象徴する方というのはまさにその通り。朝鮮戦争時、韓国軍は本気で戦う気があるのかというときに、白師団長が真っ先に死を覚悟し食い止めたことで、米軍が本気になり、結果的に韓国が保たれた。どのような解釈をするにしても、白将軍に対して、現在の国の存在そのものについて韓国が負うところは多いと思います。その方がソウルの国立墓地に埋葬されないのは、他国の話ではあるが疑問。 洪熒 統一日報論説主幹: ソウルの墓地がいっぱいになってもうひとつ大田(テジョン)にできたという経緯。ただ、朝鮮戦争の戦友はすべてソウルの墓地に入っており、そちらに埋葬されないのは不満。 武藤正敏 元駐韓大使: 白将軍、私もよく知っています。1975年、20代の若造だった私にも親しく接してくれた。勇猛果敢な将軍なのにいつも優しい人で、権力志向は全然感じられない。自分で戦歴を美化しようなどと思ってもいない。 反対派が独立運動の犠牲者の親族だというが、それも文在寅政権の一派だからそう言っている。米軍が韓国の戦意を疑っているときに白将軍が活躍した。韓国にいた他の立派な将軍も連戦連敗の中、白将軍ひとりで勝ち続けた。そのように国を救った人をソウルに埋葬しないなんて、どういう感覚なのか。

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