広がる「年賀状じまい」 はがき売れ行き 好調の店も 栃木
とちぎテレビ
来年の「年賀状」の受け付けが15日から始まります。 SNSの普及やはがきの値上げによる影響で、年賀状を送るのをやめるいわゆる「年賀状じまい」が加速しているようです。 郵便料金が10月から引き上げられたことに伴って年賀はがきは1枚63円から85円に値上げされています。発行枚数はピークだった2004年は44億5000万枚でしたが2025年は10億7000万枚と、4分の1以下に減少しました。 SNSの普及もあり、年賀状を送るのを最後にするいわゆる「年賀状じまい」が広がっています。 帝国データバンクが行った国内1300社あまりの企業を対象とした調査で既に「年賀状じまい」をした企業は49・4%と半数を占めたことが分かりました。 一方で発行枚数の減少により取り扱う店舗が少なくなった影響で宇都宮市内にあるこちらの文房具店では需要が高まり、年賀はがきの売上が好調だということです。 来年の年賀はがきは15日から受け付けが始まり25日までに投函すると、元日に届けられるということです。
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