Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

【特集】身も心もリラックスを 被災地で『アロママッサージ』 看護師の女性が開業 被災した実家を改装

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
NBS長野放送

長野市豊野町の女性が、去年の台風19号で被災した実家にアロママッサージの店を開きました。その手には、感謝と復興への願いが込められています。 塩入直子さん: 「固い、パンパン張っている。土踏まずのところだ」 「アロマ」が香る部屋でマッサージ。ここは長野市豊野町の「アロマトリートメントサロン花花」。塩入直子さんが客を癒します。 台風19号災害から13日で1年。塩入さんは被災した実家を改修し、14日に店をオープンさせました。 塩入直子さん: 「ちょうど1年後のきょう、サロンが開業になり感謝の思いでいっぱい」

浅川の内水氾濫も重なり、深刻な浸水被害が広がった豊野町。塩入さんの自宅は無事でしたが、両親が暮らす実家は床上2メートル以上が泥水に浸かりました。 両親は、ボートで救助されました。 塩入さんの母: 「水がガンガン来た。川じゃないところから川みたいに。2階に逃げるしかなかった。屋根まで出て、必死で手を振って…」 塩入直子さん: 「玄関開けたら、冷蔵庫とか重たい家具が全部散乱していて。家族で何から手をつけようという感じで途方に暮れた…」 復旧を支えたのは、県内外から駆け付けたボランティア。床下の泥出しなどの片づけは1カ月足らずで終わりました。 塩入直子さん: 「見ず知らずの日本中の方が集まってくださって、一円にもならないのに泥まみれになってやってくださって、感謝です」 恩返しのために、今、自分ができることは…。看護師の塩入さんは、マッサージを喜ぶお年寄りたちの姿を見て、「いつか専門的な知識を」と考えていました。

塩入直子さん: 「体に触れることで、気持ちいい、癒されるという声をいただいていたので、皆さんに世の中の方に恩返しの気持ちで。台風災害をきっかけに、ここを自分の(マッサージ)サロンにしようと考えて」 サロン開業に向けて塩入さんは、介護施設で働きながらマッサージを学び、今年3月に資格を取得。母を「練習相手」にして腕を磨いてきました。 塩入さんの母: 「とっても気持ちいい。いつも寝ちゃう」 塩入直子さん: 「(今の腕前は)80パーセントぐらい?毎日練習するようにしているので、100パーセントにしてオープンに臨みたい」

【関連記事】