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今後は貴重品になるかもしれないさんま缶を大事に味わう

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この数年で漁獲量が激減しているさんま。今年は店頭価格が1尾千円を超えることもあるほどで、もう手軽に買えない魚になってしまいました。 【写真】さんまの缶詰を利用した「さんまとろろそば」 「でも缶詰なら定価で入手可能です!」と胸を張るのは缶詰博士。何でも昨年(2019年)製造されたさんまの缶詰がまだ市場に出回っていて、「ちょうど缶内熟成も進んでむしろこれからが食べ頃」だそうです。もし見かけたら買っておくのも手ですね。 いろんな意味でほろ苦い 「さんま、さんま さんま苦いか塩つぱいか。」 大正時代の詩人・佐藤春夫が書いた「秋刀魚の歌」であります。ほろ苦いさんまを、ほろ苦い男女の生き様と掛け合わせた名歌であります。 令和時代もさんまはやっぱり苦かった。漁獲量の激減で値段がぐんぐん上がり、今やすっかり高級魚。気軽に買えず苦い思いをしている。 でも、さんま缶なら価格が決まっているから安心だ。毎年製造数が減ってきてはいるが、昨年の製造分がまだネットや店頭で買えるのだ。 冷凍もんは使いません 苦い思いは振り切って、今日も元気に参りましょう。開缶! 木の屋石巻水産のさんま缶は冷凍原料を一切使わない。だからこのように皮目がぱりっとしていて、身もぱんぱんに張っている。 味付けは水煮、みそ甘辛煮、醤油味付の3種類があり、今日は醤油味付をチョイスした。 皮目に刮目せよ この黒銀に輝く皮目の、何と美しいことよ! さばの皮目の虎模様もきれいだが、さんまは黒、青銀、銀と直線でくっきり分かれているのがいい。 この色は白地に映えそうだ。ということは白ごはんに乗せれば間違いないんだけど、でもでも今はごはんより軽いものが食べたい。さてどうする? コンビニそばを活用 かくのごとし。そばにとろろをかけて、海苔を散らして、さんまを乗っけて薬味を天盛り。最後に缶汁をかければさんまとろろそばの缶成であります。 実はこれ、コンビニで買ってきたとろろそばなのだ。安くて量も多くて、とろろに薬味まで付いてるからけっこう好き。そこにさんま缶1/2を追加すれば、何となくそば屋さんで食べてるような気分になる。 さんまの味が沁み出た缶汁がとろろと合わさって、誠にウマい。木の屋さんの味付けはほっこりした甘さが特徴で、それはさんま本来の風味を最大限に活かすためのレシピなのだ。 この2019年製さんま缶も、いずれは在庫がなくなるだろう。そうなれば今年製造のものに切り替わるわけだが、 (はたして今年は製造できるのだろうか?) 再びこみ上げてくるほろ苦さよ。まあ、今のうちに大事に味わっておきましょ! 缶詰情報 木の屋石巻水産/木の屋さんま醤油味付 170g 370円(税込み) 同社オンラインストアなどで購入可(なくなり次第販売終了) 缶詰博士 かんづめはかせ 昭和41年福島県生まれ。公益社団法人・日本缶詰協会認定の「缶詰博士」。世界50カ国以上・数千缶を食している世界一の缶詰通。ひとりでも多くの人に缶詰の魅力を伝えたいと精力的に取材・執筆を行っている。テレビやラジオなどメディア出演多数。著書に「旬缶クッキング」(ビーナイス/春風亭昇太氏共著)、「缶詰博士が選ぶ!『レジェンド缶詰』究極の逸品36」(講談社+α新書)、「安い!早い!だけどとてつもなく旨い!缶たん料理100」(講談社)など多数。 公式ブログ「缶詰blog」とFacebookファンページも公開中。

缶詰博士

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