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「絶対に許さない」 ベルギー代表FWルカク、“理不尽な起用”を強いた因縁の監督は?

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Football ZONE web

ビラス・ボアス氏から受けた不当な扱いに本音

 インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクは、辛酸をなめたチェルシー時代に「絶対に許さない」と誓った監督がいるという。  ルカクはベルギー1部アンデルレヒトで2009年にプロデビューを飾ると、プロ1年目に15得点を決めて16歳でベルギーリーグ得点王を獲得。期待のタレントとして一躍台頭し、2011年にチェルシーに移籍した。  しかし、タレント揃いのチェルシーでは出番に恵まれず、1年目の11-12シーズンはその大半をベンチで過ごし、その年に優勝を果たしたUEFAチャンピオンズリーグでは登録メンバーからも外れていた。  加入当時にチームを率いていたのは、“第二のモウリーニョ”とも言われていたアンドレ・ビラス・ボアス氏。前シーズンにポルトでUEFAヨーロッパリーグを制した青年指揮官はルカクにチャンスを与えなかった。結局ビラス・ボアス氏は1年足らずで解任され、ロベルト・ディ・マッテオ氏に後を継ぐことになるのだが、ルカクはポルトガル人指揮官から不当な扱いを受けたと感じているという。ベルギー地元紙「Het Laatste Nieuws」に対して、本音を打ち明けている。 「ディ・マッテオは(CL)決勝戦が終わるまでグループに残ると言ってくれた。彼は出場停止やCLのメンバー外になった選手たちも一緒に来るべきだと考えていたし、彼に感謝している。あの勝利は俺が常に夢見ていたことだった。いつだってあの時のようなチームで勝利を祝福したい。19歳の自分にとっては素晴らしいことだ。クラブ全体に満足していたけど、たった一人だけ俺から多くのものを奪った男がいる。それが前監督(ビラス・ボアス)だ。俺は彼を絶対に許さない」

「ディ・マッテオはまったく違ったアプローチをしてくれた」

 ルカクはチェルシーをCL制覇に導いたディ・マッテオ氏に対して敬意を示した一方で、前任者のビラス・ボアス氏には敵意をむき出しにしている。 「ある時は左サイドでプレーしなければならなかったし、また別の時は右サイドだ。それでは成長することはできなない。俺は自分について考える必要があった。だからクラブに自分の考えを伝えたよ。ビラス・ボアスにプレッシャーがあったことも知っているけどね」  センターフォワードとしてのプレーにこだわりを持っていたルカクだけに、サイドで起用されたことに不満を感じていたようだ。「ディ・マッテオはまったく違ったアプローチをしてくれた」とイタリア人監督への信頼を明かしたうえで、「もっと早くからそうされるべきだった。本当に、私は前監督を絶対に許せない」と強調していた。  ルカクは結局チェルシーでプレミアリーグ10試合の出場に終わり、得点もなかった。WBA(2012~13年)とエバートン(2013~17年)でのプレーを経て、17年にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。そして昨夏にはインテルへ移り、セリエAに初挑戦している。ビラス・ボアス氏との出会いがなければ、後のキャリアも大きな変化が起きていたかもしてない。

Football ZONE web編集部

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