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浜松・二俣の喫茶店が5周年 地元の人と地域活性化の強い気持ちに支えられ

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 喫茶店「山ノ舎(やまのいえ)」(浜松市天竜区二俣町、TEL 053-925-1720)が9月1日、オープン5周年を迎えた。(浜松経済新聞)  もともと東京でサラリーマンとして働いていたが、地元である天竜を活性化したいと考え、同店をオープンしたオーナーの中谷明史(あきひと)さん。オープン当初は、店を続けていくことだけを考え、ただがむしゃらに仕事に取り組んできた。日々の準備や片付けに追われ精神的に辛いとき、常連さんから「ここに店ができて良かった」という言葉に励まされたという。天候などで客足が減ったり、スタッフが足りなくて1カ月間休業したりしたこともあり、今年に入ってからは、新型コロナウイルスの影響も受けているが、「店をやっているのだから、喜びもあれば苦労もある。ここまで周りの人の支えと、地元を盛り上げたいという気持ちで乗り切ってきた」と中谷さんは振り返る。  地元の食材を中心としたメニューを用意する同店。「キーマカレー」(1,000円)のような定番メニューもあるが、オムライスやパスタなど季節に合わせてメニューを変更。夏はアユの冷や汁なども用意していたが、現在は秋のメニューに見直している最中。17時までは喫茶やランチなどを楽しめるが、金曜・土曜の19時以降は、バースタイルに変わり、カクテルやビールなどのアルコールを提供する。  天竜が多くの人が訪れるような、楽しく魅力ある場所になってほしいという思いから、さまざまなことに取り組む中谷さん。店をオープンして3年目からは、資格を取得して旅行業を開始。市からの依頼を受け、旅行プランの策定なども行っている。ほかにも、毎年大きな盛り上がりを見せている「天竜産業観光まつり」の事務局を務め、店舗の2階を「天竜トライアルオフィス」として、中山間地域に拠点を構えることを考えている都市部の人に提供している。  新型コロナウイルスの対策として、マスク着用や消毒の徹底。手指消毒を用意し、健康確認などを行っている。ソーシャルディスタンスを保つため席数を減らし、定期的に窓を開けて換気を行っている。  昨年結婚した際、同店を通じて知り合った仲間が祝ってくれたこともあり、つながりができたことがうれしくて地元に帰ってきてよかったと実感したという。「もともとターゲットを決めずにはじめたので、これからも老若男女問わず、いろいろな人に来てもらいたい」と中谷さん。「微力ではあるが、ここで暮らす人にとってより良い場所にしていきたい。そして天竜を訪れてくれる人に魅力を伝えられるよう尽力していきたい」とも。  営業時間は、11時~17時、金曜・土曜=11時~17時、19時~24時。月曜~水曜定休。

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