札幌市内全域の飲食店に28日まで時短要請…北海道、13日の対策本部会議で正式決定へ
北海道は、15日が期限の「集中対策期間」を延長し、新たに札幌市では28日までの2週間(13日間)、現在、ススキノ地区に限定されている飲食店への営業時間の短縮要請を、市内全域に拡大します。13日午後の感染症対策本部会議で正式に決める意向です。 関係者によりますと、時短要請の拡大理由について北海道は、感染は減少傾向にあるものの、医療体制のひっ迫は続いていて、もう一段、強い措置で感染を抑え込み、異動や進学など、人の動きが活発化する春に備えるためとしています。 対象は、これまでの繁華街ススキノだけでなく、札幌市内全域の1万5000店。要請を受け入れた事業者には、1日2万円を北海道が支払います(これまで支援金を支払っていたのは札幌市)。期間は、28日までの2週間(13日間)ですが、直近1週間の感染者数が10万人あたり15人を下回れば解除を検討します。札幌では、不要不急の外出、市外との往来を控えることも引き続き要請します。 また、小樽市でも不要不急の外出、市外との往来を控えることを要請しますが、飲食店への時短要請はしません。 一方、道民全体に感染予防の徹底を呼びかける「集中対策期間」は「政府の緊急事態宣言が発令されている間」とし、来月7日までの3週間延長する見通しです。 北海道の感染確認(死亡) <11月> ・20日(金) 304人(2人) 感染最多 <12月> ・4日(金) 210人(13人) 12月感染最多 ・9日(水) 197人(16人) 死亡最多 ・25日(金) 97人(8人) ※ススキノ飲食店の時短要請⇒終了、すべての接待店の休業要請⇒時短に緩和 <1月> ・9日(土) 215人(4人) 1月感染最多 ・15日(金) 202人(6人) ※ススキノ飲食店、すべての接待店に時短要請 ・16日(土) 191人(7人) ・17日(日) 124人(4人) ・18日(月) 125人(2人) ・19日(火) 92人(6人) ・20日(水) 163人(5人) ・21日(木) 129人(6人) ・22日(金) 111人(5人) ・23日(土) 137人(4人) ・24日(日) 94人 (4人) ・25日(月) 86人(6人) ・26日(火) 106人(4人) ・27日(水) 147人(6人) ・28日(木) 115人(3人) ※小樽市でも外出・往来自粛、アルコール類提供の飲食店に休業要請 ・29日(金) 111人(3人) ・30日(土) 106人(6人) ・31日(日) 104人(5人) <2月> ・1日(月) 76人(5人) ・2日(火) 105人(1人) ・3日(水) 94人(3人) ・4日(木) 120人(1人) ・5日(金) 93人(5人) ・6日(土) 78人(2人) ・7日(日) 69人(1人) ・8日(月) 50人(5人) ・9日(火) 41人(2人) ・10日(水) 64人(1人) ・11日(木) 92人(2人) ・12日(金) 75人(2人) 2月12日(金)午後3時15分配信
北海道放送(株)