輝き放てなかったエース 笑顔の奥にたぎる思い【タカ番記者の好球筆打】
◆パ・リーグCSファーストステージ第3戦 ソフトバンク2-1楽天(7日・ヤフオクドーム) 何と表現すればいいのか。いろいろ考えを巡らせてみたが、一つ言えるのは内川の本塁打はみんなを「幸せにした」ということだ。 胃がキリキリするような試合展開で同点打に決勝本塁打だ。シーズン中は期待を裏切ることが多かったけれど、本当に大事なここぞの場面で打つんだから、やっぱり「格」が違う。 ただ、少し残念だったのは試合後のヒーローインタビューがなかった点だ。クライマックスシリーズ(CS)各ステージ突破チームが決まった試合は、勝利監督がインタビューを受ける。内川の肉声がファンに届くことはなかった。 試合展開が試合展開だっただけに、語彙(ごい)力豊富な内川の喜びの声を待っているファンは多かっただろうし、こちらもどんな言葉が飛び出すか楽しみにしていたけれど、決まり事だから仕方がないと割り切り、勝利の余韻に浸った。
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