琉球王国最高位の神女が身に着けていた「かんざし」 国の重要文化財指定を前に一般公開へ
沖縄テレビ
琉球王国時代の祭祀の際に聞得大君が身に着けていたとされる「金銅雲龍文簪」が一般公開されます。 「金銅雲龍文簪」は琉球王国時代の祭祀を執り行った最高位の神女、聞得大君が使用したとされ、太陽を表す日輪や雲が立体的に描かれているほか側面には玉を手に取る二頭の龍の彫金が施されています。 「金銅雲龍文簪」は今年3月政府の文化審議会から文部科学大臣に答申され今後、国の重要文化財に指定される見通しです。 ▽県立博物館・美術館 大城直也学芸員: 「高度な金工技術の粋を集めたものが金銅雲龍文簪に集約されている。そういった琉球の美意識を是非この機会に見て頂けると嬉しいなという風に思っています。」 県立博物館・美術館ではあすから特別展示が行われます。
沖縄テレビ