スコア以上の圧勝も…クロップの終盤の采配をリバプールOBが疑問視
リバプールのユルゲン・クロップ監督の采配に対し、クラブOBたちが疑問を呈しているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 【写真&動画】批判殺到の悪質プレー UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦が27日に行われ、リバプールは本拠地アンフィールドでビジャレアルに2-0で先勝した。ボール支配率は71%対29%。シュート数も20本対1本(枠内シュートは5本対0本)と、スコア以上の圧勝だった。 優位な立場でアウェーでの第2戦に臨むことになったが、『BTスポーツ』に出演したリバプールOBのマイケル・オーウェン氏は、あの勢いのまま3ゴール目を奪って決勝進出を決定的にすべきだったと主張している。 「ビジャレアルはまだ生きている。もしリバプールがあと1点取っていたら、ゲームは終わっていただろう」 オーウェン氏は、クロップ監督が終盤に攻撃力のあるDFトレント・アレクサンダー・アーノルドを下げてDFジョー・ゴメスを投入したことについても「守備的だ」と指摘し、「彼は追加点を狙うことをほとんど促進しないような交代をしたと思う」と述べた。 また、同じく元リバプールのピーター・クラウチ氏も「3点目を挙げていれば終わっていたし、ビジャレアルが巻き返すのは難しかったかもしれない」と同調している。 その一方で「(ビジャレアルにとって)2ゴールは、まだ可能性があることを意味する。だが、今のリバプールの調子を考えると、その可能性は低いだろう」と、古巣チームが有利なことに変わりはないとも付け加えた。