交際相手のいる男性に聞いた「結婚を意識させられる恋人の行動」TOP3、3位結婚を迫られる、2位結婚か別れか選択を迫られる、1位は?
結婚は人生においてもっとも大きな決断の一つ。それゆえ、なかなか決心のつかない彼氏と、その優柔不断な態度に業を煮やす彼女の間で、不和が生じ、時として別れに至るケースもあるだろう。 このほど、株式会社ネクストレベルが、結婚する気がない彼氏を持った経験のある女性、彼女はいるけど結婚に前向きじゃない男性を対象にした意識調査を実施。調査結果をもとに、結婚する気がない彼氏と”結婚した”きっかけや、結婚する気がない彼氏の本音を以下にて紹介していく。 ※イメージやグラフなどの画像が削除されていない元記事は「@DIME」にてご覧になれます。 約80%が結婚する気がない彼氏との「別れ」を選択 結婚する気がない彼氏を持った経験のある女性に対し、「その彼氏とはその後どうなったのか?」についてアンケート調査を行ったところ、約80%近い女性が「彼とは別れた」と回答。 結婚が理由で別れた女性が40%もいることから、彼氏に結婚する気がないということは、女性にとって別れにつながる大きな要因になることがわかった。 一方、結婚する気がない彼氏との「お付き合いの継続」や「結婚」を選ぶ女性は、合計で約21%と少数派と言える結果となった。 経験者が語る“結婚する気がない彼氏”と結婚したきっかけとは? アンケートでは「結婚する気がない彼氏と結婚した女性」が15%と、全体として見ると少数派だった。しかし6人に1人の割合だと考えると、決して少ない数字ではない。 結婚する気がない彼氏が結婚に乗り気になったキッカケについて聞いてみたところ、次のような回答が多く見られた。 ・彼の周りで結婚する人が増えた ・「結婚しないなら別れる」と伝えた ・自分や彼の家族の事情 それぞれのキッカケについて、詳細なエピソードを見ていこう。 ■彼の周りで結婚した人が増えた ・彼が30歳になり友達も結婚する人が増え「このままではいけない」と考え直したから。(沖縄県/40代) ・彼の周りの同期が先に結婚して子どもも生まれたり、彼自身の年齢が彼のお父さんが結婚した当時の年齢に近づいてきたりしたことから決心がついたようです。(北海道/30代) ・転職したことと、いつも遊んでいた年下の友達が結婚することになったことがキッカケでした。(長野県/30代) ・周りが結婚しだし、子どもが出来て幸せな様子を見て結婚する気になったようです。(岡山県/30代) 今までは結婚に興味がなかったり、「タイミング的にまだいいかな」と考えていたような彼氏でも、自分の周りで結婚をする人が増えると価値観が大きく変わる人も少なくないようだ。 また、結婚をした人の幸せそうな様子を見て、結婚へポジティブな印象を抱き、前向きになったケースなどもあった。 ■「結婚しないなら別れる」と伝えた ・交際を始めてから7年もたち、私もその分年を取っていたので、「もしこのまま結婚する気がないのなら別れたい」と伝えたところ、ようやく結婚を考え始めてくれました。(長野県/30代) ・結婚しないなら別れると迫ったことで、彼が結婚を決意しました。(埼玉県/30代) ・私から「結婚を考えていないなら別れたい」と切り出したからです。(神奈川県/40代) ・彼とは10年交際して、私も30歳間近でした。子供も欲しかったし「別れるか、結婚するか決めて!」と究極の選択をさせました。(群馬県/30代) 彼氏に「結婚か別れか」という究極の選択を迫り、結婚を決断させた女性も少なくないようだ。 結婚に踏み切る気持ちを持てなかった彼にとって、結婚をしなければ彼女と離れることになるというのは、結婚へと踏み切る大きなキッカケとなるのかもしれない。 ■親や子供など家族の事情が変わった ・実家の父が亡くなり母が一人になり、このままではよくないと思った。長く付き合い、年齢的にも結婚を考えた方がいいと思ったことがキッカケです。(秋田県/30代) ・彼の父親の病気が発覚し地元に帰ることになったことで、私も一緒に来て欲しいと言われました。(京都府/30代) ・私の祖母が病気で余命宣告をされ、病状がこれ以上悪化して私たちのことをわからなくなるような事態になる前に結婚したいと伝えたこと。(大阪府/30代) ・子どもができたから、結婚しないという選択肢がなくなったからです。(愛知県/40代) 「親が病気になった」「子どもができた」など、家族の事情により結婚に至ったカップルも多いようだ。 親の面倒を見るために地元に帰る、親や祖父母に自分が結婚する姿を見せたいなど、細かな理由は人によって異なるが、家族の状況の変化は結婚のキッカケとなりうる大きな要因であると言えるだろう。 「結婚のために何らかのアクションを起こした」女性は50% 結婚する気がない彼氏と結婚した女性に「結婚のために、彼に対して何かアクションを起こしたか」と聞いたところ、50%の女性が「アクションを起こした」と回答した。彼女たちは具体的にどのようなアクションを起こしたのだろうか。 ■結婚のために起こしたアクション ・特別な日には将来の話をするようにして、「いずれは結婚しようね」という意思表示をしていた。(神奈川県/20代) ・彼がのびのび仕事が出来るように、こちらから結婚を急かしたり、結婚を無理に考えさせたりするような状況を絶対に作らないように気を付けた。(東京都/30代) ・「結婚する気持ちが起こらないのであれば、地元に帰ります。さようなら。」と言いました。(福岡県/20代) ・彼の両親や友達からの印象が良くなる様に、明るく元気に振る舞った。(兵庫県/30代) ・友人の幸せな結婚話を話題にするなどして、結婚を意識しやすい環境にしていました。(和歌山県/20代) 特別になにかアクションを起こしたというより、日頃から結婚を意識してもらえるような行動を取っていた女性が多く見られた。 そんな普段からの努力があったからこそ、何らかのキッカケによって結婚という結果に至ったのかも知れない。 80%以上の女性が「彼と別れてよかった」と回答 結婚する気がない彼氏と結婚を理由に別れた女性たちに「結婚する気がない彼と別れてよかったと思いますか?」と聞いたところ、80%以上もの女性が「別れてよかった」と回答。「別れなければよかった」と回答した女性は、わずか約6%となった。 彼と別れることに対し不安を抱く女性も多いかもしれない。けれど思い切って別れを選択してみると、意外に「別れてよかった」と思えるようになる女性も少なくないようだ。 結婚する気がない彼氏と別れたあと、婚活する女性が約70%! 結婚する気がない彼氏と結婚を理由に別れた女性たちに「結婚する気がない彼と別れてよかったと思いますか?」と聞いたところ、婚活を始めた女性は70%以上という結果に。さらに婚活をした女性のうち、結婚に至った女性は約60%にのぼった。 「結婚を考えられる恋人ができた」「結婚は未定だが恋人ができた」の回答もあわせると、約95%もの女性が婚活でなんらかの成果を得ていることがわかる。 「結婚する気がない彼氏と別れてよかった!」と前向きに考える女性が多いのは、このように婚活などで良縁に出会い、結婚という目的を果たせた女性が多いからなのかもしれない。 ■1番人気の婚活方法は「合コン・友人の紹介」 婚活手段として1番人気だったのは「合コン・友達の紹介」。次いで「マッチングアプリ・婚活サイト」で約21.7%だった。「一緒に合コンできる友達がいない」「友達の紹介だけだと出会いが少ない」といった場合に、スマホ1つで出来る手軽な婚活を試してみる人は少なくないのかもしれない。 結婚する気ない彼氏の約43%が“いつか結婚したい” 今回は女性だけでなく「彼女はいるけど、結婚に前向きになれない男性」に対しても、結婚願望についてアンケート調査を行った。 その結果、「いつかは結婚したい」と結婚願望を持っている男性が約43%。「できれば結婚したくない」「絶対に結婚したくない」という結婚に否定的な男性は、約13%に留まった。多くの男性は、彼女には「結婚に興味がない」と話していても、心から結婚に興味がないわけではないようだ。 彼氏が結婚に消極的なホントの理由は「金銭的な事情」 結婚する気がない男性に聞いた“結婚しない理由”で、1番多かったのは「金銭的な事情」で約27%だった。 一方、彼女が彼氏に言われた理由で1番多かったのは「結婚に興味がない」。彼女が聞いた理由として「金銭的な事情」は約13%に留まっているため、ここに大きなギャップがあることがわかる。 もしかすると結婚に消極的な本当の理由は金銭的な事情でも、それを彼女に言い出せずに「結婚に興味がない」と表現をしているケースもあるのかもしれない。 ■結婚に消極的な理由【1】金銭的事情 ・結婚に消極的だった理由は、自分の収入が低く、結婚後の生活に不安があったためです。(北海道/40代・男性) ・結婚して、子供ができてというなか、金銭面のやりくりをしていくのが大変そうだと感じます。そのイメージから、結婚には前向きになれません。(埼玉県/30代・男性) ・私よりも彼のほうが年収が低いことが理由で、「結婚に踏み切れない」と言われました。(東京都/20代・女性) ・金銭的に「今は養えない」と思ったから、結婚しようとは思えませんでした。(神奈川県/20代・男性) ・収入が低く、結婚し責任が増えることに対して自信がなかったそうです。(宮城県/30代・女性) 金銭的な余裕がないことで「家族を養っていく自信がない」と結婚に消極的になってしまう彼氏は少なくないようだ。結婚後のライフプランを考えると、「結婚したら自分が養わなければ」と責任を感じる男性が多いのかも知れない。 ■結婚に消極的な理由【2】結婚に興味がない ・結婚にいいイメージがなく、自由な時間を楽しみたい。(愛知県/30代・男性) ・結婚にメリットが全然なさそうに感じるので、結婚には前向きになれません。(北海道/30代・男性) ・彼女とは同棲期間が長かったため、あえて結婚する理由が考えられなかった。(東京都/30代・男性) ・彼はとにかく仕事が大好き。暇があったら仕事のことばかり話すような人で、休日も自分のスキルアップのために勉強していました。だから、結婚したり子どもを持ったりして仕事に注力できなくなるのが嫌なようでした。(神奈川県/20代・女性) ・彼は多趣味かつ友達もたくさんいるタイプで、結婚などの契約にとらわれず、自由に好きなことをしたいという考えを持っていました。(海外/20代・女性) 仕事が好き、自由に過ごしたい、そんな思いが強い男性は、結婚はデメリットでしかないと感じる人が多いようだ。同棲している場合はなおさら、結婚する意味を見出すことは難しくなってしまうのかも知れない。 ■結婚に消極的な理由【3】年齢やタイミング ・まだ相手の年齢も若く、結婚しているイメージが全く持てなかったから。(東京都/30代・男性) ・正直「もっと多くの女性と付き合ってみたい」という気持ちがあり、結婚をしようという気持ちにはなれませんでした。(千葉県/20代・男性) ・お互い20代後半だったため私は結婚したかったですが、彼は仕事も友達との遊びも満喫したいと思っており、結婚に縛られたくなかったようです。(兵庫県/30代・女性) ・30歳を過ぎるまでは、自由にお金を使って遊びたかったみたいです。また、周りも独身の友だちが多く、飲みに行きづらくなるのも嫌だったと言っていました。そして、仕事もまだまだこれからという時期で、結婚して家族を養えるか不安もあったそうです。(福岡県/20代・女性) ・まだ自分も子供なところがあり責任を負うには荷が重く、まだまだ遊びたいという考えから、結婚には消極的です。(千葉県/30代・男性) 女性は20代後半で「そろそろ落ち着きたい」と結婚を意識する人が多いが、男性はまだ結婚を考えられない人も少なくないようだ。「もう少し遊びたい」という意見も多いことから、結婚に対する責任、結婚による束縛を重荷に感じる男性が多いのかも知れない。 ■結婚に消極的な理由【4】仕事関係の事情 ・仕事が楽しくてまだまだバリバリ働きたかった。異動なども受け入れて昇進したいというのもありました。(京都府/20代・男性) ・私は地元の田舎で暮らしたいのだが、彼は都会でバリバリ仕事がしたいらしいから。(大阪府/20代・女性) ・転職を考えており、今は結婚のことが考えられないといった理由でした。(愛知県/20代・女性) ・結婚するとなれば他県への移住が伴うため、仕事は辞めざるを得ない状況でした。でも、今の仕事を辞めてまで、結婚を考えられなかったのが理由です。(大阪府/30代・男性) ・彼は俳優志望のダンサーで、結婚が少しでもキャリアに影響する事から、結婚に対して消極的でした。(東京都/20代・女性) 仕事が楽しい、仕事のキャリアに影響、など事情はさまざまではあるものの、仕事>結婚という価値観があるからこそ、結婚に消極的であるということがわかる。結婚してないことがキャリアに影響するような業界の男性が相手ならば、「彼氏が結婚に消極的」という自体にはなりにくいのかもしれない。 ■結婚に消極的な理由【5】家族や家柄の事情 ・自分の両親が面倒な人なので彼女を巻き込みたくない。また、同じように彼女の親戚とうまくやれるか不安もありました。(千葉県/30代・男性) ・母親しかいない環境で育ち、母親を養うのにいっぱいいっぱいだったから。(福井県/20代・女性) ・自分はバツ1子持ちです。子供が15歳のため、なかなか次の結婚をしようと思えません。子供が成人したら考えられるかも。(愛知県/30代・男性) ・家庭環境が複雑で、自分の家庭を思うと家庭を持ちたいと思わなくなったとのことです。(岡山県/30代・女性) 結婚は家族と家族のつながり。だからこそ家族や家柄などの問題で結婚に前向きになれないというのは、男性だけでなく女性も同じだろう。このような場合は特に、結婚と彼氏とどちらを取るかという選択をせざるを得ないかもしれない。 ■結婚に消極的な理由【6】その他 そのほか、彼氏が結婚に消極的になってしまう理由にはさまざまなものがあった。アンケートで寄せられたエピソードのうち、一部を以下に紹介していく。 ・趣味等が同じでとても仲良くできる彼女でした。しかし、生活に対するリズムや価値観が違いすぎて「この人とは遊んだりするのはいいけど、ともに生活できるのか?」と考えると、それは難しい気がしたからです。(福岡県/30代・男性) ・彼女は子供をとても欲しがっていたのですが、自分は子供にあまり興味がなく。そこの不一致で結婚に対する気持ちが遠のきました。(沖縄県/20代・男性) ・彼は一生付き合わなければならない病気を患っていたことが、彼が結婚に消極的な理由でした。(香川県/40代・女性) ・元彼女を引きずっていて、まだ好きな気持ちがあったようで、私との結婚まで考えられていなかったことが大きな理由でした。(新潟県/20代・女性) ・付き合いが長くなり、色々なぁなぁになってきているところもあって、姉のような感じになってしまって結婚が意識できなくなった。(大分県/30代・男性) こんな“彼女の行動”なら結婚を意識する!第1位は「逆プロポーズ」 結婚を意識するキッカケとなりうる「彼女の行動」について、結婚する気のない男性にアンケートしたところ、1番多かったのは「彼女からの逆プロポーズ」で約37%もの男性が結婚を意識すると回答した。 全体を見てみると、逆プロポーズや結婚を迫られるなど「彼女から押されて結婚を意識する」男性が約70%と多数を占めた。しかし、彼女から結婚か別れの選択を迫られるなど「彼女が引いてみることで結婚を意識する」という男性も少ないとはいえない。 <調査概要> 調査方法:インターネットアンケート 調査対象:結婚する気がない彼氏を持った経験のある女性・彼女はいるけど結婚に前向きじゃない男性(全国) アンケート母数:計430名 実施日:2020年08月20日~08月25日 調査実施主体:マッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/) 調査会社:株式会社ネクストレベル 出典元:株式会社ネクストレベル https://next-level.biz/ 構成/こじへい
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