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総走行距離は2800km!「卒業証書」を手渡すために学校長が車の旅へ

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コスモポリタン

新型コロナウイルスの影響で通常の卒業式が行えず、最後にクラスメイトと会うことすら叶わなかった…という不運に見舞われてしまった、2020年度の卒業生たち。 【写真】面影あり!? 人気セレブたちの「学生時代の写真」を発掘 そんな卒業生たちをお祝いし、勇気づけようと、バラク・オバマ前大統領がバーチャル卒業式で感動的なスピーチを行ったほか、ミネソタ州のとあるカフェでは卒業学生たちに数百個のケーキをプレゼントするなど、心温まるストーリーが各地で伝えられている。 そしてテキサス州のとある高校の校長先生が生徒のために行ったのは、2800kmを超える車の旅!? スコット・ルーデスさんは、テキサス州ダラスにあるブッカー・T・ワシントン高等学校の校長。 世界中の他の学校と同じく、この高校でもパンデミックの影響で今年の卒業式は中止となっていた。卒業生たちは、このニュースにひどく落胆していたのだとか…。 スコットさんは生徒とビデオ通話でコミュニケーションをとっており、ふと、卒業証書を自ら手渡しに行くことを思いついて提案。彼のアイデアを聞いた生徒たちは感激して、スコットさんは彼らをがっかりさせてはいけないと感じたそう。 そこでスコットさんは、卒業生240名のため、卒業証書を車の詰めて旅に出ることを決意! なんと彼は10日間で 1,750マイル(約2800km)もの距離を走りきり、各生徒の自宅を訪問。卒業証書は、スコットさんから手渡す前に消毒をしておくという気遣いも。

「私は毎日、1マイルずつ走りました。停車するたびに私を待っていたのは、生徒や家族たちの笑顔でした」 と、この壮大な旅について振り返るスコットさん。 そんな校長先生の訪問を待ちわびた生徒たちは、それぞれユニークな方法で卒業証書を受け取ることに。ある生徒はトランポリンでジャンプしながら、またある生徒はウォータースライダーの上で卒業証書を受け取ったよう。

届けた先で学生たちと撮った記念写真は動画にまとめられ、最後にはこんなメッセージも添えられている。 「パンデミックという異例な事態の中での卒業となった、2020年卒の学生たちへ。あなたたちは、ただ辛抱強く耐えつづけただけでなく、喜びや情熱を持ってこの卒業の時を迎えました。新型コロナウイルスのことは、いつか忘れるかもしれません。でも、2020年度の卒業式のことは、一生の思い出としてあなたの中に残ることでしょう」 またスコットさんは、この旅こそが同校が啓蒙している価値観を表しているとも説明。

「わが校は『喜びの感情を燃え上がらせること』を大切な価値観として持っています。それは、卒業生やその家族の顔に現れていました。こんな状況の中であっても、数分間の喜びを感じてもらえたのです」 「多面的な視点から世界を見て、創造的で表現力豊かに考えることを教えることが、私たちが最も得意としていることのひとつだと思います。それこそが、彼らが苦しい時を乗り越える力になると思っています」 卒業式は、一生の思い出に残るライフイベント。同校の卒業生たちは、素敵な校長先生のおかげで忘れられない素晴らしい経験ができたはず!

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