【ボクシング】アトム級統一王者松田恵里が計量パス、IBF王者山中菫は挑戦者棄権でV1戦中止
プロボクシングWBA、WBO女子世界アトム級王者松田恵里(30=TEAM10COUNT)が日本女子初の3団体統一王者を目指して出陣する。23日(日本時間24日)、ドイツ・ハイデルベルグでWBC女子世界同級王者ティナ・ルプレヒト(32=ドイツ)と3本の世界ベルトを懸けて激突する。22日昼、同地のクベ・ホテル・バーンシュタットで前日計量に臨み、松田はリミットの46・2キロ、ルプレヒトは600グラム少ない45・6キロでそれぞれクリアした。所属ジムを通じ、松田は「とても良いコンディションです。自分、そしてチームを信じて必ず勝利をつかみます。3団体統一して日本に帰ります!」と意欲を示していた。 またセミファイナルで初防衛戦を予定していたIBF女子世界同級王者山中菫(22=真正)は、挑戦者の同級4位ファビアナ・バイトイキ(26=チェコ)が脱水症状を理由に棄権したため、試合中止となった。