「ハッピーターン」数千個で作ったドレスが逸品 美大生の愛が半端ない卒制
オレンジを基調に、胸元や各所にリボンが施されたこちらのドレス。 実はあるお菓子の包み紙からできているんです。 【画像】絵柄が見えそうで見えない、ハッピーターンで作るドレス オレンジの包み紙のお菓子といえば……そう、「ハッピーターン」ですね。 このドレスの名前は「幸服」。つくったのは、美大生ののきょさんです。 卒業制作としてつくった作品だそうですが、なぜ「ハッピーターン」だったのか? どのようにつくったのか? そして一体どれだけの包み紙を使ったのか! 皆さんはいくつだと思いますか?
亀田製菓の看板「ハッピーターン」
まず気になるのが、「なぜハッピーターンなのか?」ですよね。 これ、答えはシンプルに「ハッピーターンが大好きだから」。 味はもちろん、たまーに当たる「ラッキー包み紙」を探すのも楽しんでいるそうです。 続けて、「しかし一般的には、包装紙に目もくれることなくそのまま捨てられたりします。だからドレスという豪華でインパクトのある形にすることで、少しでもハッピーターンの包み紙に注目してもらいたいと考え、素材として使用しました」とのきょさん。 確かにインパクトは特大! 包み紙には「ハッピーターン」のキャラクター・ターン王子の秘密も書いてあったりするので、注目してみるのも楽しいですよ。
「ハッピーターン」好きすぎ説
「ハッピーターン」大好きなのきょさんがつくったドレスですが、「テープなどは一切使用せず、全てホットシーラーという道具で熱接着されています」ということで、材料は基本的に包み紙のみ。 そしてその数は約4000個分です。 見間違いじゃないです、4000個(袋でいうと約150袋)です。 「ハッピーターン」好きすぎでは?……と思ったんですが、さすがにこれは家族や友人、バイト先など多くの知人に協力してもらって集めたとのこと。 ちなみに通常バージョンと、期間限定・焼き芋味バージョンの包み紙を使用していて、リボン部分は焼き芋味のやつですね(あれ筆者も好きです)。 そんな「ハッピーターン」ドレスこと「幸服」。半端じゃない愛に包まれそうな逸品の紹介でした。
Yuuki Honda