コロナ禍で広がる「電子図書館」 銚子市で20日開始 文字拡大や音声読み上げ機能も
銚子市は20日午前9時から、電子書籍を貸し出す「電子図書館」のサービスを始める。図書館に足を運ばなくても、スマートフォンやタブレット、パソコンからインターネットを通して電子書籍を借りて読むことができる。 市公正図書館によると、小説や児童書、実用書、青空文庫など9541冊を用意。24時間いつでも貸し出しや返却を可能とし「新しい生活様式」に対応したサービスになる。電子書籍は画面の文字拡大や音声読み上げの機能を備え、字の読みにくい人や視覚障害者などに読書しやすい環境が提供できるという。 利用対象は市内在住・在勤・在学者で、市公正図書館の利用カードが必要。「銚子市電子図書館」ウェブサイトに、利用者IDとパスワードでログインする。貸し出しは2冊までで期間は14日間。予約も2冊まで。 電子図書館のサービスはコロナ禍で広がりを見せており、公正図書館によると県内54市町村中14自治体が導入済みという。 問い合わせは市公正図書館(電話)0479(25)3069。