台湾と日本の鉄道沿線の名所マップ、改札前の床にラッピング 台鉄南港駅
(台北中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)南港駅の改札前の床にこのほど、台鉄と東武鉄道沿線の名所を紹介するすごろく風地図がラッピングされた。台鉄は台日の友好関係と観光交流を促進したいとしている。 両鉄道は2015年12月に友好鉄道協定を締結。使用済み乗車券を相手方の乗車券と交換できるキャンペーンを実施するなど、交流を深めてきた。名所地図は両鉄道が日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会や交通部(交通省)観光局と共同で手掛けた。 すごろく風地図のマス目には、「台北101」と「東京スカイツリー」、「阿里山の桜」と「隅田公園の桜」など日台で対となる名所が選ばれ、右側に東武沿線の名所、左側に台鉄沿線の名所があしらわれた。 南港駅ですごろくを遊べば、限定グッズが当たる抽選に参加できる。また、フェイスブックページ「東武集団Taiwan」では、海外旅行ができない日台の旅行者に旅の思い出を振り返ってもらおうと、旅行写真を募集するキャンペーンを実施。旅行写真を同ページ上の指定されたコメント欄に投稿すれば、東京スカイツリーのプラモデルなどが抽選で当たる。期間は来年3月7日まで。 両鉄道が実施している乗車券の交換キャンペーンは来年12月31日まで延長される。 (編集:名切千絵)