フライヤーから火が…煙に水? 札幌場外市場の火災
All Nippon NewsNetwork(ANN)
30日、札幌中央卸売市場の場外市場で起きた火事。店の関係者らによりますと、カニクリームコロッケのフライヤーから火の手が上がり、煙に水を掛けたところ燃え広がった可能性があるということです。 30日、市民や観光客に親しまれる札幌の場外市場で起きた火災。31日に警察と消防による現場検証が行われました。 激しい炎が上がり、黒煙が建物を包みました。火は約8時間後に消し止められ、けが人はいませんでした 火が出たのは2階建ての建物で、水産会社が所有し、1階は販売店と食堂、2階は物置として使われていました。 一体、どこから火が出たのでしょうか。火災発生時、こんな目撃証言が…。 目撃者;「(火は)後ろ側から出ていたので、徐々に前側に移っていった感じ」 警察は食堂の調理場から火が出た可能性があるとみて調べています。 この会社の従業員は…。 従業員:「4つくらいガス台があって、カニクリームコロッケとか作っている。テイクアウトで揚げたりする部分がある」 店の関係者によりますと、フライヤーでカニクリームコロッケを揚げていて、目を離した隙に燃えていたということです。 しかし、一方で当時、店にいて消火しようとした従業員によりますと、出火当時は火の近くに人はおらず、フライヤーの中に揚げ物は入っていなかったということです。 また、自力で消火しようとガス台や天井に上がっている煙に水を掛け、消火器で火を消そうとしたと話しています。
テレビ朝日