侍ジャパンUー12代表、アジア野球選手権3位 仁志監督「この短期間で彼らなりに変化」
侍ジャパンのU―12代表は29日、松山市の坊ちゃんスタジアムで行われた「第11回 BFA U―12アジア野球選手権」の3位決定戦に臨み、中国に10―0で5回コールド勝ち。3位になった。 中国とはオープニングラウンドの初戦で16―0と4回コールド勝ちし、この日は再戦となった。仁志敏久監督(西武野手チーフ兼打撃コーチ)は「1回コールドで勝った相手で、子どもたちなりに、今回も気を抜かずにと決めて臨んでいた。(開幕から)1週間ほどでしたが、成長した姿が見られた」と、しっかりした気持ちで臨み、勝ち切ったことを評価していた。 最初のオープニングラウンドでは中国、フィリピン、インドに3勝0敗だった一方、続くスーパーラウンドでは韓国に0―2、台湾に0―1で敗れ、決勝に進むことはできなかった。それでも仁志監督は「スーパーラウンドではいいゲームを2試合できた。子どもたちにとっても、印象に残る2試合になったのかなと思います」と振り返った。さらに「この短期間で彼らなりに変化もしていった。成長した姿で今後、生活と野球を続けてくれたらいいと思います。U―12で学んで急に変わることもなかなかないでしょうが、きっかけにして、今後の野球に生かしてほしい」と願っていた。
中日スポーツ