楽天・藤平尚真、2550万円増の4000万円「一番いいシーズン」 プレミア12でも防御率0・00
今季リリーフに転向して、登板47試合で1セーブ20ホールドと活躍した楽天・藤平尚真投手が29日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2550万円増となる年俸4000万円(金額は推定)でサインした。 今月行われた野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 プレミア12」でも野球日本代表「侍ジャパン」の一員として活躍した藤平は、今季を「ここまで数字がよくシーズンを終えられるとは思っていなかった。数字の成績というところは自分の中でも一番いいシーズンでした」と総括。レギュラーシーズンの防御率1・75、58奪三振という成績を評価した球団から「よくやってくれた」という声と2000万円を超える大幅アップでねぎらわれ、「すごく高い評価をしてもらった。本当に満足いくような契約をしてもらいました」と笑顔をみせた。 チームではシーズン中盤から不動のセットアッパーに定着したが、その要因を「本当にマウンドでしっかり自信を持ってバッターと対戦できたところ」と分析し、来季に向けて「本当に大事になる。もっとできるというのをアピールしていきたい」と宣言。6試合に登板したプレミア12での防御率0・00、12奪三振という圧巻の投球内容から成績をさらに上昇できると思っており、「自信になる投球や気持ちというのがすごい自分の中に刻まれたので、これを糧にしてシーズン中は(チームに)貢献していけたらいいかなと思います」と意気込んだ。
中日スポーツ