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降雨と水位上昇には『時間差』 去年の台風災害でも... 専門家「雨がやんでも油断しないで」

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NBS長野放送

長野放送

週末も、河川の氾濫や増水に警戒や注意が必要です。専門家は「上流の雨と下流の増水には時間差がある」という去年の台風の教訓も踏まえ、「雨がやんでも油断はしないで欲しい」と話します。 「大雨特別警報」が発令された8日、木曽川や犀川は一時、「氾濫危険水位」に達し、流域に緊張が走りました。 信州大学工学部(水工学)・豊田政史准教授: 「水位上昇のスピードがけっこうすごかったので、このまま降り続いたら嫌だなと思った。幸い雨域が移動してくれたので、大きな氾濫につながらなくて良かった」 信州大学工学部の豊田政史准教授に、川の増水の注意点を聞きました。豊田さんは、上流の雨と下流の水位上昇の「時間差」を頭に入れておいて欲しいといいます。 去年10月の台風19号では、軽井沢の降水量は12日午後にピークを迎えました。一方、下流の中野市の水位のピークは軽井沢の13時間後。間もなく長野市の堤防が決壊します。 信州大学工学部(水工学)・豊田政史准教授: 「雨が降ってから水位上昇までには時間差・タイムラグがあるので注意すべき。(今回も)上流の水位が上がったら早めに避難しておこうということで(避難をした方もいると思う)」 警報など、情報に対する心構えも大事だと指摘します。 信州大学工学部(水工学)・豊田政史准教授: 「『水位が下がっています』とか『大雨特別警報が警報に』と言われるとちょっと安心してしまう部分があるかと思うんですけど、水位が下がっているとか、警報になったというのは、まだ危ない状態なので、引き続き注意は必要」 中小の河川にも注意が必要で、8日も安曇野市で犀川に流入する川の水が溢れたケースがありました。 信州大学工学部(水工学)・豊田政史准教授: 「大きい河川の水位が高い時は、そこに流れ込む中小河川のゲートを閉める。ゲートを閉めると、中小河川の水が(大きな川に)入れなくなるから、氾濫が起きる。身の回りには中小河川がたくさんあると思う。それがあふれると、大河川の破堤ほどではないにしても、結構な被害にはなりますので、その辺は注意点」 全国で相次ぐ豪雨災害。川の水位などの情報に気を配り、早めの避難を心がけることが大事です。

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