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ドゥカティ、500台限定の『スーパーレッジェーラV4』をデリバリー。価格は1000万円超え

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オートスポーツweb

 ドゥカティは、6月17日にスーパーレッジェーラV4の最初の1台をボルゴパニガーレ工場からラインオフして、26日にドゥカティ最高経営責任者(CEO)のクラウディオ・ドメニカリがオーナーに直接デリバリーした。 【写真】ドゥカティ スーパーレッジェーラV4のギャラリー  2月6日に正式名称が発表された『スーパーレッジェーラV4』は、『プロジェクト1708』と称されて2017年8月からマシンの開発が進めらていたドゥカティのオートバイだ。2016年に『プロジェクト1408』という開発ネームで進められ、価格は900万円、世界限定500台が発売された『1299スーパーレッジェーラ』の次世代モデルともいえる。  スーパーレッジェーラV4は、非常に複雑な製造工程が必要なため生産はわずか1日わずか5台に限定される。ドゥカティの最高傑作のオートバイとして創り上げられ、エンジニアリング、ディテールへのこだわり、パフォーマンス、デザインなどの面でパワフルな最先端のテクノロジーが搭載されている。  パニガーレV4が進化したモデルであり、同モデルのエンジンよりも2.8kg軽量につくられた998ccの90°V型4気筒エンジンが搭載される。公道での走行が可能で、型式認証を受けたアクラポヴィッチ製エグゾーストにより、最高出力は224馬力を発生。乾燥重量はわずか159kgだ。  レーシングキットを装着してサーキット仕様にすると、234馬力にまで引き上げることができ、重量は152.2kgにまで低下する。このエンジンはレースから生まれており、乾式クラッチの使用とデスモドロミック・タイミングシステムの調整によってさらに強化されている。  そして、シャシー構造部材(フレーム、サブフレーム、スイングアーム、ホイール)は複合材料で作られている。品質と安全基準を確保するため、サーモグラフィ、超音波検査、トモグラフィ(断層撮影法)といった航空宇宙産業から流用した最先端技術が使用された。  また、数多くのパーツがカーボンファイバー製であり、フェアリングの一部では現行のMotoGPマシン『デスモセディチ』と同等以上の空力性能を発揮するという。  フェアリングは、2019年のMotoGPマシン『デスモセディチGP19』にヒントを得て、形状、素材、テクニカル・ディテールを強調するカーボン素地と、レッドを組み合わせた印象的なカラーリングを特徴とする。2016年のMotoGPマシン『デスモセディチGP16』からヒントを得たという“バイプレイン・ウイング”は、270km/hの速度で50kgのダウンフォースを発生させる。  標準装備アイテムには、加圧式フォークと機械加工されたアルミニウム製フォークボトムを備えた軽量オーリンズ・サスペンション・システムや、ブレーキには、ブレンボ製の最高峰システムが採用されている。また、サーキットでのパフォーマンスを最適化するため、スイングアームが延長され、減速力とより速いコーナーへの進入と立ち上がりを実現させる。  生産台数はわずか500台のリミテッド・エディションとなり、各バイクのステアリングヘッドとイグニッションキーに個別のシリアルナンバーが刻印されている。価格は日本円で1195万円(税込)となる。  最初の1台を購入したオーナーは、納車セレモニーを行うためにボルゴパニガーレに招待された。セレモニーではドゥカティCEOのクラウディオ・ドメニカリと直接会って、スーパーレッジェーラV4(001/500)を受け取った。  スーパーレッジェーラV4の最初のオーナーは、すでにドゥカティのバイクを9台所有しているベルギー人のフィリップ・ヴァン・シル氏だ。 「私は長年にわたる熱狂的なドゥカティスタだが、ドゥカティから電話がかかってきて、注文したスーパーレッジェーラV4のシリアルナンバー(001/500)を受け取るために、ボルゴパニガーレに正式に招待されると聞いたとき、感動で足の震えが止まらなかった」とフィリップ・ヴァン・シル氏。 「私はこのモーターサイクルを誰よりも先に注文したが、まさかこれほどの歓迎を受けるとは想像もしていなかった。ドゥカティの本社でモーターサイクルを直接受け取り、ボルゴパニガーレで働く人々の情熱に触れたことは、私にとって一生の思い出となった。このような感動的な体験は、他のモーターサイクルメーカーでは決して味わうことができないだろう」 [オートスポーツweb ]

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