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【車いすバスケ女子オンライン会見】藤井郁美キャプテン「合宿初日で感じた一人ひとりの強い責任感」

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バスケットボールキング

 9日、車いすバスケットボール女子日本代表チームのキャプテン藤井郁美がオンラインでの会見に臨んだ。7日からはナショナルトレーニングセンターで強化合宿が始まり、東京パラリンピックに向けての本格的な活動がようやくスタートした。パラリンピックが延期したことについて「さらにレベルアップできる準備期間が1年できたと思っている」と藤井。メダル獲得に向けて再スタートを切ったチームの現状や藤井自身について語った。 『BASKETBALL ACTION 2020 SHOWCASE』に出場する豊島英からメッセージ「活動を止めずに歩み続けている僕たちを見てください」

フィジカル強化で磨きをかけるトランジションバスケ

 新型コロナウイルス感染拡大によって自粛を余儀なくされ、体育館でのトレーニングができなかった期間、藤井は筋力トレーニングなど自宅でできることを続けてきた。「緊急事態宣言」が解除された後は、体育館での練習が可能となったものの、すぐに以前のようなコンタクトプレーは許されず、まずは走ることから始めたという。そこから自分自身の体の調子を見ながら、段階的にトレーニングのハードルを上げていった。  そうしたなか、今月7日からようやく代表活動が再開。約半年ぶりに強化指定選手が顔をそろえ、合宿が行われている。藤井がまず感じたのは、各選手たちのコンディションの良さだった。 「初日のフィジカルテストで走った時に、自粛期間中もそれぞれがちゃんとできることをやってきたんだなという印象を受けました。連携やコミュニケーションという部分については、どうしても久しぶりなので今までと比べるとまだまだです。でも、一人ひとりが責任を持ってトレーニングしてきたんだなと感じています」  今、選手たちの一番のモチベーションとなっているのが、来年の東京パラリンピックでのメダル獲得だ。その目標が、自粛期間中も選手たちの背中を押していたことは想像に難くない。  しかし、「不安がないと言えば嘘になる」と藤井。新型コロナウイルスの感染拡大の状況が未だ収束する気配がない中、海外との代表戦の実施は難しい。特に陸続きのヨーロッパとは異なり、アジアの島国である日本はより厳しい状況にあると言える。来年2月に予定されている大阪カップが、東京パラリンピックまでの唯一の国際大会となる可能性も否定できない。  それでも藤井は「1年間強化できる時間をもらえたと思って、海外に後れをとらないよう、みんなでレベルアップしていきたいと思います」と語り、さらなるチーム強化を誓った。特にフィジカル強化に力を入れていると言い、強みとするトランジションバスケに磨きをかけることが狙いだ。

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