FOMCでムード一変、3連休明けの日本株市場はどう動く?
秋の訪れとともに市場の雰囲気も一変。急に“肌寒さ”が増してきた(写真:タケオしゃん/PIXTA)
東京株式市場がシルバーウィークによる変則的な日程に入っているうちに、アメリカ株の相場風景は一気に深刻化してしまった。 この2週間でダウ工業株30種平均は8%下落し、先週末の終値が2万9590ドルと3万ドル割れ。6月17日に記録した2万9888ドルの安値をも割り込んでしまった。S&P500種とナスダック総合指数はかろうじて6月16日の安値を維持しているが、残すところ0.7%、2.1%というレベルだから、決して安心できる水準ではない。 市場では、「内部要因はかなり悪化している。このままでは市場参加者の全面降伏、キャピチュレーション(編集部註:パニック売り)と見なされる水準まで行ってしまうかもしれない」(みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト)との見方も出てきた。
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岩本 秀雄