【アフター5スター賞】エンテレケイアが逃げ切って重賞連勝 今後は東京盃→JBCスプリントへ
大井競馬場で11日に行われたSⅢ第31回アフター5スター賞(3歳以上・ダート1200メートル)は、吉原騎乗で1番人気のエンテレケイア(牡6、小久保)が先行策から押し切り、前走のSⅡ習志野きらっとスプリントに続く重賞連勝。10月3日に大井で行われるJpnⅡ東京盃(ダート1200メートル)の優先出走権を獲得した。重賞2勝目。勝ちタイムは1分12秒2(良)。1馬身1/4差の2着に3番人気のマックス(セン7、福永敏)、さらに3/4馬身差の3着に10番人気のハセノエクスプレス(牡6、張田京)が入った。 ダッシュ良く飛び出したのはハセノエクスプレスだったが、エンテレケイアは内からじわっと馬体を並べ、3コーナーでハナを奪う。無理なくハナに立てたことから、直線に入っても脚いろは軽快そのもの。きっちりと後続の追い上げを封じ、前走に続くスプリント重賞連勝を決めた。 前走からコンビを組んで相性抜群の吉原は「馬体が増えていたので(8キロ増)、乗ったときは立派で、そこだけが少し心配でした。二の脚をつけて主張して、3コーナーまでにハナを取り切ってくれて、そこからは自分のリズムで行けました。最後はあまり余裕がなく一杯一杯の中、しぶとく粘って勝ち切ってくれたので、本当に馬には感謝したいです。馬も充実期に入りましたし、東京盃、JBC(スプリント)に向けていいレースになったと思います」と納得の表情を浮かべた。次走は優先出走権を得た東京盃に向かう予定だ。
東スポ競馬編集部