Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

セクハラプロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン、大英帝国勲章を剥奪される エリザベス女王が決定

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
ELLE ONLINE

2017年に長年にわたるセクハラを告発されたハーヴェイ・ワインスタイン。大英帝国勲章の剥奪が決定した。 現地時間9月18日(金)にイギリスの官報はエリザベス女王の決定を発表。「エリザベス女王は2004年1月29日にハーヴェイ・ワインスタインを大英帝国騎士団の司令官に任命したが、これを取り消し無効とする。彼の名前は騎士団の登録から抹消される」。ワインスタインは長年に渡る英国映画界への貢献を認められ、2004年に司令官(CBE、コマンダー)の勲章を授けられたが、剥奪が決定した。

勲章が剥奪されるのは非常にまれなことだが、前例がないことではない。イギリス政府の規則によると「叙勲受章者が大英帝国勲章の信用を失墜させた場合には剥奪することがあり得る」。勲章に関する没収委員会がエリザベス女王に助言し、女王が承認した場合に剥奪されるそう。これまでには王室付きの美術鑑定家だったアンソニー・ブラントはソ連のスパイだったことが発覚して剥奪されている。また世界最大の銀行だったロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの経営者フレッド・ゴールドウィンにも同行を破綻させたことが理由で同様の決定が下された。オーストラリア出身の俳優で音楽家のロルフ・ハリスも未成年への性的虐待で実刑判決を受け、2015年にCBEを失っている。

報道によると、ワインスタインについては2017年に彼の長年に渡る性的虐待が告発されたときから剥奪するべきだという声が議員たちから上がっていた。 かつてアカデミー賞を牛耳る男と言われ、メリル・ストリープに「神」とまで呼ばれたワインスタイン。今年3月には性的暴行の罪で禁固23年の実刑判決が下された。今回の剥奪は彼の失墜を象徴するものの1つと言える。

【関連記事】