朝乃山が1年ぶり復帰 西三段目22枚目、しこ名「広暉」に
元大関朝乃山(富山市出身、富山商高OB、高砂部屋)は西三段目22枚目で、復帰戦に臨むことが決まった。新型コロナウイルス対策のガイドライン違反による6場所の出場停止処分が解かれ、再起を懸けて約1年ぶりに本場所の土俵に上がる。 【写真】朝稽古で十両朝乃若(手前)と相撲を取る朝乃山=東京・墨田区の高砂部屋 大関経験者が三段目に落ちるのは昭和以降では、横綱照ノ富士に続いて2人目。夏場所の西幕下42枚目から下がり、2016年名古屋場所以来となる三段目からの出直しとなる。 朝乃山はしこ名をこれまでの「朝乃山英樹」から「朝乃山広暉(ひろき)」に改名した。「英樹」は、富山商高相撲部監督の恩師である浦山英樹さんから取っていたが、本名の「広暉」に変えた。新しこ名で心機一転、再出発を図る。