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巨大『サンドアート』 市庁舎の駐車場に 台風で被災の土砂を使用 作者は協力隊員 「復興の象徴に」

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NBS長野放送

長野県東御市の北御牧庁舎に砂の彫刻「サンドアート」が飾られています。去年の台風災害で庁舎近くの駐車場に流れ込んだ土砂で制作されたもので、復興の象徴になればとの思いが込められています。 力強く凛々しい馬。馬をやさしく抱き寄せる女神。高さ2.4メートルの巨大な砂の彫刻「サンドアート」です。 ここは、東御市役所北御牧庁舎の駐車場。市の地域おこし協力隊員・堀田光彦さんが制作しました。 堀田光彦さん: 「昨年10月の台風19号の土砂を利用してつくった砂の彫刻。台風の土砂は、災害の象徴的なものだと思う。それをどうにか彫刻に生まれ変わらせることで『復興の象徴』になるのではないかということで制作」 去年10月の台風19号災害。東御市でも海野宿橋が流失するなど大きな被害が出ました。 堀田光彦さん: 「土手を越えて、土砂が流れてきて、今もそのままになっている」 庁舎近くの駐車場にも、台風の影響で増水した鹿曲川から大量の土砂が流れ込みました。 東京藝術大学出身で、砂を使った作品を手掛ける彫刻家としても活動している堀田さん。放置されている土砂を見て、作品を制作することを思いつきました。 4月中旬に土砂の一部を運び出してつくり始めました。馬や女神の皮膚の質感など細かい部分もスコップなどで整え、8日間で完成させました。使った土砂は30トンにのぼります。 見に来た人は…。 作品を見た人: 「すごいですね」 「これは芸術家だな、素人ではない」 「廃棄するものを利用してつくっているのは非常に良い」 堀田光彦さん: 「近くに住んでいる方々も『いいね』と言ってくれているのでほっとしている」 復興への思いが込められた彫刻作品。表面にはコーティング加工を施しているため、秋ごろまできれいな形で見ることができるということです。

長野放送