コロナ禍うけ個人客志向に改装 金太郎温泉
北日本放送
コロナ禍の経験をふまえた取り組みです。 魚津市にある金太郎温泉が宿泊施設の建物内を個人客向けに改装する工事がこのほど完了し、完成式と内覧会が23日行われました。 金太郎温泉の宿泊施設・光風閣は、これまで客室を和室ベッドタイプにしたり、宴会場のリニューアルなどに取り組んだりしてきました。 さらに今回、コロナ禍で個人客が増えたことに対応するため、経済産業省の「事業再生構築補助金」6000万円を活用して共用エリアなどを改装しました。 スナックはギフトショップへ模様替えし、県内の工芸品や厳選した菓子などを揃えました。 このほか、テレワークにも対応したラウンジや、食事会場をすべて個室の専用ダイニングにするなどプライベートを重視した空間としました。 金太郎温泉 浦崎将寿支配人 「個人のお客様にご満足いただいて、もう一度行ってみたいと思っていただける旅館になっていきたいと思っております」 また金太郎温泉は旅行業の資格を取得し、アフターコロナを見据えた旅行商品開発を通じて、富山の魅力発信に力を入れるとしています。