2020年もリーグ最終週に突入 4チームがレギュラーシーズン折り返し/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、12月21日第1試合に出場する4選手を発表した。今日、明日の2日間で全8チームが長いレギュラーシーズンの折り返しを迎える。2020年もリーグ最終週に入る中、気持ちよく年の瀬を迎えるのはどの選手、どのチームか。 【動画】先週18日の試合の模様 リーグ前半戦をもっとも快適に過ごしてきたのは首位・EX風林火山。昨期は8チーム中最下位に沈み、今期ファイナル進出を逃せばメンバー入れ替えを行うと宣言していたが、この言葉に奮起してか快調に走っている。滝沢和典(連盟)も、ここまで個人トップ10入り。会心の勝利で、再び個人のプラスを3ケタに乗せられるか。 冬の厳しさが増すにつれて、チームの花が咲いてきたのはKADOKAWAサクラナイツ。不振だった選手が次々にトップを取り、マイナスポイント完済まであと一歩まで巻き返してきた。ポイントゲットを命じられた“ガチ枠”堀慎吾(協会)も、ここで一仕事果たせば、いい年末になる。 2度目の優勝に向けて序盤は好調だった赤坂ドリブンズだが、リーグが進むにつれてまさかの急ブレーキ。プラスポイントをあっという間に吐き出し、6位まで順位を下げた。このままズルズルと順位を下げ、昨期のような下位低迷は絶対に避けたいところ。園田賢(最高位戦)が、自らの不調もろもと吹き飛ばせるか。 昨期VのU-NEXT Piratesも、今期は苦労している。長いシーズンもバランスを重視しながら戦うチームではあるが、レギュラーシーズン敗退となる7位以下は長くいたくはない場所。あと一歩で勝利を逃している瑞原明奈(最高位戦)が久々の勝利を持ち帰れば、チームのムードはさらによくなる。 【12月21日第1試合】 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦) 個人20位 ▲99.2 EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人10位 +59.8 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会) 個人9位 +92.3 U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦) 個人22位 ▲114.2 【12月18日終了時点での成績】 1位 EX風林火山 +336.4(44/90) 2位 渋谷ABEMAS +267.8(44/90) 3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +130.5(44/90) 4位 KADOKAWAサクラナイツ ▲65.3(44/90) 5位 TEAM雷電 ▲77.4(44/90) 6位 赤坂ドリブンズ ▲82.5(44/90) 7位 U-NEXT Pirates ▲184.2(44/90) 8位 セガサミーフェニックス ▲325.3(44/90) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)