【茅乃舎】全国5種の「お雑煮たべくらべ会」開催中。京都の白味噌、青森の赤味噌…我が家の味との違いを愉しめる!
江戸雑煮
<鰹・昆布・鶏/醤油> 関東風雑煮とも呼ばれ、広い地域で食べられています。武家の文化に影響を受けたお雑煮は、小松菜と鶏で「なとり=名取り=名を上げる」、「ミソをつける」を嫌って醤油仕立てなど、縁起を担いだ組み合わせになっているそう。車海老やかまぼこを使い、彩りよく盛り合わせた豪華なお雑煮です。今回は、うまみのある鶏つくねも入っています。
能登雑煮
<焼きあご・昆布/醤油> 東西のお雑煮のちょうど境界にあるのが石川県。地域によって様々ですが、能登半島ではあごだしを使った岩海苔のお雑煮があります。あご、昆布、岩海苔と海の香りが重ねられつつ、すっきりとした味わいの汁。具材は岩海苔のみというシンプルさ! 柚子で香りにアクセントを。
青森「けの汁」雑煮
<椎茸・焼きあご/赤味噌> 青森で普段から親しまれているという「けの汁」。ふきやぜんまいなどの山菜、ごぼう、椎茸、大豆、高野豆腐などの具材が細かく刻まれた汁に、津軽味噌で味を付けた滋味深い汁物です。ここにお餅を入れれば、体が温まり、ほっとする味わいのお雑煮に。
それぞれに個性的なお雑煮は、食べ比べることで楽しさも倍増。関東出身、お雑煮といえば関東風しか作ったことがない筆者ですが、今度のお正月は三が日それぞれで違ったお雑煮を作ってみるのも良いかもと思いました! そして、どんなつゆ、どんな具材にもそっと寄り添い、幸せな一杯にまとめあげてくれるお餅の懐の深さ……。改めて日本の食文化を大切にしたいなと感じさせるお雑煮体験となりました。 『茅乃舎』では12月2日からは「お雑煮のだしとつゆ(702円)」、「お雑煮のだしとつゆ 白味噌仕立て(756円)」が発売されます(ともに2食分入り/税込)。これがあれば、作り慣れないタイプのお雑煮も簡単! 白味噌のお雑煮は、まずはこちらからトライしてみようかと思っています。
みんなのお雑煮教えて!「全国お雑煮大調査」も開催中です
『茅乃舎』では、年末年始にかけて、現代の家庭で親しまれるお雑煮はどのようなものかを探るWEBアンケート「全国お雑煮大調査」を実施中。 お餅の形や出汁の種類、具材など、一般的だと思っているお雑煮は、実は他の地域と異なる独自性をもっているかもしれません。 アンケートの結果は今後、「お雑煮」という食文化の発信に活かされるそう。WEBにて簡単に回答できるので、ぜひアクセスしてみてください。回答した人の中から抽選で茅乃舎製品のプレゼントも。 ■回答ページ: https://q.c-rings.net/?enq=OO31ucv3u0o%3d ■実施期間:2024年11月20日(水)~2025年1月15日(水) イベントは4日間と短期間なうえ大人気。予約が取れなかった場合でも当日席があるそうなので、気になる人はぜひ六本木へ足を運んでみてくださいね!