三重県が開発した新品種イチゴ「うた乃」 糖度高く形良し 都内で秘話やこだわり紹介
イチゴの新品種「うた乃」出荷販売本格化=三重県(三重テレビ放送)
三重県が開発したイチゴの新品種「うた乃」が、今シーズンから本格的に栽培と出荷販売がすることを記念し、5日に東京の三重テラスで記念イベントが開かれました。 三重県農業研究所が開発した「うた乃」は、数少ない種子繁殖型のイギゴで、生産者の育苗労力軽減などを目的に開発されました。 糖度が高く形が良いほか、鮮やかな赤色などが特徴です。 5日は日本橋にある三重テラスで、JA全農みえが「うた乃」の栽培と出荷販売が今シーズンから本格化することを記念したイベントを開催しました。 会場では、開発者の三重県農業研究所の職員が30年以上かけた「うた乃」の開発秘話などを話したほか、生産者がこだわりなどを伝えました。 JA全農みえによりますと「うた乃」は三重県内の一部スーパーに出荷され、今後は関東など県外への出荷も増えていくということです。